小さい私の夢が一つ叶った話

今年、私の夢のひとつである、「寺口宣明の弾き語りを生で聞きに行く」というのが叶った。本当に嬉しい。

半年前、コロナで思うようにライブも行けずに、そのころは自分が卒業後何になるかも未定で、ただひたすら何時間も勉強しかしてなくて、息抜きになることも何もなくて。そんな中出会ったのがIvy to Fraudulent Gameだった。たまたまツイートで流れて来た寺口宣明の顔が好きで、その時は、いつかライブでお顔拝見したいな〜〜という軽い出来心しかなかった。

6月あたりから寺口さんが毎週弾き語りの配信をやってくれることを知って、ツイキャスやインスタライブを覗きに行って、深夜0時から始まっていたので、その日の勉強を頑張った自分のご褒美みたいで、本当に力になってくれていた。長いと朝の5時までやってくれてたので、「もう寝ないと明日朝から勉強できないのに！」という後ろめたい気持ちもありつつ、毎回欠かさず最後まで見てしまっていた。頭に入るはずないのに参考書片手に5時間も聞いてたのは本当にバカだったと思う。

でも話は面白いし、歌はもちろん上手いし、寺口さんが古い曲ばっかり歌うから新しい曲も沢山知れて楽しかった。実際教採一次試験の２日前もやってくれて、それも全部じゃないけど覗きに行った。「試験２日前でキャス聞こうか迷ってます」とコメントしたら読んでくれて、「ここ頑張っとけば、薔薇色の学園生活が始まるわけだから、薔薇色の学園生活始まってからまたゆっくり聞けば良いんじゃない〜」と言われて、「いや私JKじゃねえし！」とか思いながら聞いていた。毎回丁寧にコメント読んだり、歌のリクエストに応える姿にも好感度爆上がりするしかなくて、綺麗に沼に、見事にハマった。

合格発表の日にもたまたまツイキャスをやっていて、その日にどうしても報告したい！と思って勇気を出して「教採合格して春から音楽の先生になります！」って言ったら「俺も頑張らないとな〜〜音楽でわかんないことあったらいつでも相談してね」って言ってくれて、すっっごく嬉しかったな、酔ってたけど（笑）

寺口さんの弾き語りに、今年は救われっぱなしで、勝手に心の支えにしちゃってたから、弾き語りツアーは配信じゃなくて、過去の自分のためにも、現地で見たいって思った。12月卒業演奏もあるし、コロナはヤバくなる一方だし、本当に行って良いのか凄く迷った。でも、今行かなかったら絶対に後悔するってわかってたから、行くと言う選択肢を選んだ。東京も大阪も、行く前も、いる時も、終わってから帰る今も、ずっと怖い気持ちはあった。もし自分が誰かにうつしてしまったら、というリスクも充分あり得るわけで、楽しい！という気持ちだけではないままライブに行くことだけが残念だった。

本当は全部行きたかったCoke Manツアー。東京で、「傾き者」始まりがすごく嬉しかったのを覚えている。私がちょうどアイビーを知って、寺口さんの配信を聞くようになってから、すごく耳に残るメロディだなって覚えてて、ずっと好きな曲だった。ツアー初日３日前に、配信してくれたときに衝撃だった「ゴミ」という曲は、曲名も衝撃だったけど、寺口さんがこんな恋愛の歌詞も書けるんだっていう新たな一面が見れた気がして嬉しかった。メロは寺口さん作曲らしい王道な感じで、バンドより全然聞きやすいから、この曲音源として世に出したら多分だけどバズっちゃうと思う！私も好きで何回も聞きたいから早く何かしらの形にしてほしい（笑）大阪の方が正直楽しかったし、回を重ねる毎に寺口さん自身ライブの感覚も掴んでくると思うから、高崎のファイナル本当に行きたい（笑）絶対に楽しいと思う。ブルーハーツの青空のセッションは本当に良かったな、2人とも楽しそうで兄弟みたいで可愛かった。

残り2回、行けないことが残念だけど無事に完走できること、心から願ってます。寺口さんに今年は勝手にお世話になりました！飽き性な私が、来年まだ好きでいられる自信は少しないけど（笑）、早くバンドでばちばちに決めてかっこいい寺口さんを見られたら良いなって思う！寺口さんまじでだいすき！！弾き語り行けて良かった企画してくれてありがとうラブ！！！