音楽に関する話をしよう

自由に書いてます、音楽が好きです。

あざとさ

可愛いって思われたいのは悪いこと?好きな人に話しかける時、話の中身に必ず名前をいれる、リアクションはオーバーめに、話す時は目をちゃんとみる、とりあえず口角上げとくなど可愛いって思われたくてわざとやってることなんてたくさんある。これはお前のためではない、わたしのためなのである。名前なんて呼べば呼ぶほど相手は心をどんどん開いてくれるのが手に取るようにわかる。飲み会なんかでこっそり手を繋がれたらもう勝ち。

 

いまはLGBTQという言葉があるからあまり男と女で区別するような発言はダメだろうけどわたしは女をめちゃくちゃ楽しみたい人生にすると決めている。そして女を武器にする以上、老いてしまったら叶わなくなってしまうことがあることも知っている。長女あるあるだろうけど甘え方がわからない。わからないけど愛されたい。あざといはやりすぎくらいがちょうどいい。多分男もわざとだなってわかってる。わかってても「俺のために………」って脳内変換できるハッピー野郎が大半なので心配ない。そうやって生きていく。プライドがない?そんなもの持ってても邪魔なので捨てる。でもなんであの好きな男は私より可愛くないあの女と連絡とったり仲良くしたりするのかなあ。おかしいな。こういうこと考えちゃうから私と合わないんだろうな。真っ黒で汚いわたしとあなたは同じだと思っていたのに。わたしがあなたの音楽に惹かれるのは、わたしと似たところがあって、通ずるから没頭できて、重ねて色が深くなるから綺麗になるのかと思っていたよ。やっぱり片思いって辛いね。でも辛いから夢中になれるし、振り向いてくれた時はとんでもなく嬉しいし。君が意図してなくても、勝手に踊らされてバカみたいだね、でもバカになれたら何でも楽しいよね。これはわかってくれるんじゃないかな?読んでる?同じだよっていつかこっそり教えてね。違っても教えてよね。

 

不器用でも生きていてよかった

気づいたら12月。こないだまで9月だった気がする。なんかそんな感じで、今年は仕事の立ち位置的に去年と比べて大変だからか、規則的に日々は流れていくはずなのに今日まで一瞬だった。体感的にも5倍働いていてる感じ。まいっちゃう。一緒に働いている人、私含めて3人で基本動いてるけど、多分あの2人相性悪い。私より何歳も年上の先輩で、私がリーダーで支えてもらってありがたいのだけど、多分両サイドの板挟み。基本ポジティブ人間だけど、ここだけネックすぎる。

 


そうやって今年はうまくいかないことが多い気がする。あまり自分で言いたくはないけど、「こんなに頑張ってるのに」って思ってしまうことが多かった。努力というものは、悲しいけれど100%報われるかってわかんないものだと思っている。

 

 

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12月の函館SIX LOUNGEは、そんな自分へのご褒美として行くことに決めていた。それでいうと去年は福岡SIXLOUNGE行った気がする。函館のライブハウスに行くのも憧れがあった。どんな感じか気になっていて。実際入ってみると階段を降りた先にあって、ミラーボールが上に付いていて(ゆもはMCでミラーボールの上に乳首ついてたとか言ってたけどあれどういうことだったんだろう………)、ステージとの距離が近い。横に広いライブハウスだった。少し降りた階段の踊り場で見るのもオッケーみたいで、少し上から3人を見るのもすごくいいなって思って眺めてた。

 

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整番は10番代だったので、余裕で2列目を確保できた。3月大阪ぶりなことに気づいた時は自分でもびっくりした。その間にアルバムリリースして、地上波に出ちゃったりして、色んな変化があったからこそ3人に会うのがすごく楽しみだった。

 


今回は印象的だった曲や場面をかいつまんで話していこうと思う。セトリ覚えてないんだ、ごめんなさい。全曲話してるかも、暖かく見守ってくださいな。

 

 

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まず一曲目、「俺たちのファンファーレ」ファンファーレとは、一般的には祝典,儀式,狩猟,祭事などで雰囲気を醸成しながら,段落の告示,連絡など式進行を助けるのに用いられる小楽曲。という意味らしい。(コトバンク引用)

 


この曲、優盛さんが好きっていうのを知ってよく聞くようになったんだけど、歌詞をちゃんと読むと泣いてしまうくらいSIXLOUNGEからのエールというか、愛というか、そういうあったかいものを感じて。今回のアルバム、そしてツアーの名刺がわりと言ってもいいくらい私には小楽曲というより、3人とフロアの協奏曲だと思ってるし、全然大きい存在感のある曲な気がする。これから始まるよ、始めようって3人で音で誘われている感じ。SIXLOUNGEの中でも好きな曲になりそう。

 

 

 

アナーキー・イン・ザ・人生」は曲が短いから一瞬だった。SIXLOUNGEらしいと言えばそうだなと思う曲調に安心感を感じる。「HAYABUSA」も。2番の入り、三連符ドラム好きですね………非常に。(←合ってる?)間奏ベースも目立ってよかった。

 


「骨」は優盛さんの歌声が贅沢に聞けるからだいすき。幸福度がやばい。優盛さんってやっぱり歌うますぎるわ。今更言うなよって言われそうだけど、もう言わせてほしい。この曲メロもちょっとサビや間奏ギターが渋い感じSIXLOUNGEだなとも思えて好き。

 


「恋人よ」はサビが元気なのに、Aメロ・Bメロ静かだから、それも相まって表現されるコントラストが好き。ドラムかわいい。ダンダン🎶好きですね。

 


って思ってたら「モモコ」のヤバさに気づいてしまった。あんまりこの曲ちゃんと聞いてなかった、ドラムめちゃくちゃやべえやつじゃん。わたしが好きなシンタロウさん忙しいやつ。Oh Yeah!モモコぉ⤴︎楽しすぎだね。

 


「宿酔」は3人が楽しそうで好き、「もう絶対飲みたくない」なんて思ってないようなバンドだから余計に聞いてて楽しくなっちゃう。くそだりーなーーーーって時にもっと聞くことにしよう。

 


エニグマ」は歌わせる優盛さんがちょっと緊張してて可愛かった。初の函館だったからかな?初だもんね、初めてだもんね。優盛さんとデュエットしたって周りに自慢してもいい?っていうくらい歌わせてくれて、オシャレだしこっちもなんか新しい感情だった。なんだろう。

 


「アジアの王様」は君たちが愛おしいんだぞーー!っていう気持ちで拳あげたし、だだっ子ぉ!ってずっと叫んでたね。楽しかったな。

 


んで、びっくりしたのが、おかわり「アナーキー人生」よ。また出てくるとは思わなかったし。ピアシング感覚でこの曲使うんだ、って思った。贅沢すぎません?確かに疾走感すごいし楽しくなれていいなって思った。これからもあるのかな?札幌もあるかな?ワクワクするね。

 


あとは「Paper Plane」のわたし大好きポイント、「深夜六畳〜〜〜〜あのかっ⤴︎そうろ〜〜」ね。まっっじうますぎ。生で聞けて幸せでした。

 


ゆもさんの「まだ行けるかーー?」の煽りあとの「カナリア」楽しかった、久々に聞いた気がするんだよね。「New Age Blues」はドラムだいすきなんですよ、あとクラップね。飛び跳ねすぎて汗かいた。飛び跳ねたと言えば「DODO〜」、今夜も中指立てまくって楽しかったです。バーン!でいつもシンタロウさん打ってる。すみません。楽しくなっちゃって。「トラッシュ」もガバガバヘイ!で喉壊れるかと思った。最高だね、SIXLOUNGEが間違いなく今夜の函館で一番の主役だったよ。

 


最後は「エバーグリーン」。「なんだかいつもより赤く染まっていた」の歌い終わりに赤い照明でフロアも染まっていく。でも黄色も入ってるから濃い赤ではなく、優しい赤だった。照明すごくよかった。これだけは覚えてる。

 


アンコールの「キタカゼ」でちゃんと突き抜けた。この曲やっぱりかっこいい。そしてまさかの「ふたりでこのまま」も聞けて…うれしい✖️うれしいの組み合わせすぎた。まあ何でもうれしいんだけど。2人ー!ってピースたくさんできて懐かしかったな。

 


「このツアー楽しいよ」って友達が言ってたのを痛感した。めちゃくちゃ楽しかった。やっぱり原点で頂点だなと。久々に見たからか、優盛さんが大切そうに歌うその姿や声に、シンタロウさんの言葉が真っ直ぐ乗って、刺さってきて、涙が止まらなくなる場面がたくさんあった。私はやっぱり音楽に救われて生きているんだなって実感したよ。

 

こんな最高な夜があること、知ってしまったら死ねないなぁ。

 

 

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予定は未定?それもいい。それでいい。

今年初めてに近い、雪が少し降り積もった札幌。Ivyが来る時、毎回天気がよくない気がする。実は誰か、雨男だったりして?今日の路面はツルツルで、普通には歩けない。メンバー含めて転ばずに歩けているか、自分もまともに歩けないくせに心配になる。そんな中、1年ぶりにIvyのライブに行く。色んな感情を抱えて。

 

 

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メンバーが脱退後の「RE:BIRTH」を聞くのには勇気が必要だった。「ハイパーイメージ」「sissy」など先行配信されていた曲に馴染めずにいた自分を知っていたから。Ivyの明というより暗、暗は単なる暗さじゃなくて気高さを芯に感じるような色があって、自分が負の感情に襲われた時の逃げ道のようなバンドという認識だった。そんな私に、明るさは正直要らなかった。

 


気持ちがぐちゃぐちゃのまま着いたライブハウス。散々キツイ評価をしてるくせに心はやっぱりドキドキする。あの頃の友達と久しぶりだねなんて声を掛け合う。北海道でのライブはこういうホーム感が好きで行っているのもある。

 

 

 

 


【ここから曲名が出てくるので気をつけてください】

 

 

 

 


SEはsometimesだと勝手に思っていたばかりに、今回のアルバムの「All Things Must Pass」でツアー感が。福ちゃんの音だなあって思う。思えるのが幸せだった。「B.O.Y.」ほんとごめんなさいなんですけど今回のアルバム全然聞いてなかったもんで………音でかいけど改めて聞くと福ちゃんの言葉で綴られてる曲だと実感する。忘れてたことを思い出す。「無くしたものの数なんか数えるのはやめだ 今ここで愛を叫ぼう」という歌詞、未来を感じる。助けるとかではなく、後ろは振り返らないで自分ができることをするという温かい優しさも。

 

 

 

そして2曲目に、1曲目を追うように始まる「追いかけて」。さっきより進もうとするのがわかる。明るい方へ、音も、気持ちも。ライブハウスを4人の音で包んで、運んでくれるような感覚。ガソリンを注がれて今日を楽しむ準備をさせてくれるような曲だった。「予定は未定?それもいい」を楽しそうに歌う寺口さん。今日はどんなライブになるかは、これからだねと伝わるような笑顔が印象的だった。お互い最高な時間作ろうねって勝手に約束する。

 


そして聞き覚えのあるイントロ、「trot」。リョウタロウさんのコーラスに合わせてAhで拳をあげる。ああ、懐かしいなって。Ivyとフロアが繋がった瞬間だったなと思った。笑えたらいいんだよ、お互いに。3人が好きな音楽をやって笑って、その姿に笑うフロア。これだけでよかったんだと思った。

 


「新しいことを」と「WONDER LAND」の撮影許可が降りる。だいすきな寺口さんを自分のスマホで収めるのは2年ぶり。自分が見た景色って脳に録画しておきたいけど、人間なもので無理がある。そこで撮影は大変ありがたかった。撮ると見るで忙しかったけど新鮮だった。

 

そこで私がひらめいたのは「推しと推しのコラボ」。推し1がおぱんちゅうさぎ。推し2が寺口宣明だ。寺口さん2番でごめんね。(何かの間違いで読んでいて、もしイラッとしたら今すぐブログ閉じてください(>_<))

 


インスタのエフェクトで、前から2列目で近かったのでおぱんちゅエフェクトで撮ってみた。可愛いに決まってる。可愛かった。思ってたことを口に出してしまうのは小さい頃の悪い癖で、声もデカい私は「かわいい〜〜」と無意識に連呼していた。それが届いてしまって、「…かわいい?………いぬ?」と犬みたいな顔で言う寺口さん。リョウタロウさんも笑ってた。「可愛いバンドです。よろしくお願いします…最後までよろしく!」と始まった。

 

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始まってしまえば、もう彼らの音だった。切り替えがすごい。さっきまでふざけてた人…ですよね?とは思えない声が色っぽくて。酔った。

 


そしてアルバム収録順に「痕」。リョウタロウさんのベース痺れる。リョウタロウさん作曲だからか、生き生きとしている姿も圧倒される。サビに向かって音の大きさも高さも熱量を増す曲調に、ドキドキした。

 


息をする暇もなく大好きなイントロが流れる。「Utopia」だった。信じられなかった。キーボードあったからちょっと期待したけれど、最近やっているイメージもなかったので衝撃がすごかった。両隣の友達と思わず息を呑んだよね。目取れるくらい開いたよ。新旧織り交ぜたセトリってこういうことね……って納得した。

 


そして寺口さんが好きだと公言してた「花火が鳴って」。雪が降る寒い札幌に、綺麗な花火を打ち上げてくれて、夏を運んでくれて。リョウタロウさんのコーラスも優しい。色んな顔を見せてくれるんだね。オレンジ照明から始まって、青、緑。暖かい色と音で優しい時間だった。

 


そして「sissy」、ライブだと楽しい曲なんだって気づいた。歌詞見て聞くと、ライブではジャンプしたり拳あげたりフロアが自由に踊って飛んでるイメージの曲だったけど、改めて歌詞を読むと、結構切ない感じって今知りました。(今かよ)

 

寺口さんちょっと喉辛そうで心配だった。

 

 

 

そのあとは「春の中へと」。Ivy、春も連れてきてくれた。私贅沢だなって思って聞いてた。今年の終わりが近かった今日だからこそ、今年のIvyを持ってきましたという集大成のような。この曲のドラム、福ちゃん忙しくてだいすき。忙しいまま始まった「ハイパーイメージ」。この辺からジャンプしすぎて膝が辛すぎた。リョウタロウさんのベースのリズムが心地良すぎた。飛ぶしかなかった。

 


そしてまた旧譜から「青写真」。もうあげてた手、吹っ飛ばしたいくらい嬉しかった。サビの拳あげるの超気持ちよかった。そのあとも「アイドル」。止まってた時間が完全に動いた瞬間だった。懐かしいでまとめたくなかった、それくらい鮮度の高い音だった。思わず曲終わり「最高………………」と呟いてしまうほどだった。

 

 

 

 


その後のオートクチュール、やっぱり2番から楽器隊が騒がしくなるとこ、どうしようもないくらい好き。ラストで飛んでるメンバーに合わせてジャンプして、楽しかったけど体が痛いの、Ivyで痛くなることなんて今までなかったのに。「貴方のその笑顔が今日も綺麗だな」に関してはそっくりそのまま返します。

 

 


「革命」は大島さんがイントロで失敗するのがお決まりで(そろそろ失礼なのどうにかして)、あまり話さない大島さんに全体がフォーカスして、見守る感じ、めっちゃ好きだったのに。とかキモいオタクの懐古癖みたいなのが彷彿しましたが、みんなで歌ってたら、気づいたら笑顔になっていて。苦しかった記憶の縛りも、解けてフロアの声に溶けていった。お客さんを見ながら聞くメンバーの和やかな表情が良かった。

 

そしてめちゃくちゃ力強いバスドラに心臓が苦しめられた「BIRTHDAY」。ちょっと響きすぎて泣きかけた。Ivyの音だ………って思ったのもあって。福ちゃんのあの細さから考えられない、でっっかい音なのよ。壮大さ、空気が大きく波を打って震えるイメージ。音でいっぱいだったライブハウス。1秒1秒、時間を噛み締めた。

 

本編は終了。思ったことはやっぱり好きだと言うこと。好きな気持ち、あの頃から何にも変わってなかった。

 

アンコール待っていたら、出てきてくれた4人。グッズを紹介してから「可憐な花」。またまた友達と、ヒィイってなった。大好きな曲。ギターがキラキラで、自分が自律するため、正してくれると思っている曲。救われた。そしてオーバーラン。青空の下でドライブしているような曲。しっかり乗車しました。みんな楽しそうでずーっとニヤニヤしちゃった。

 

アンコール編が終わり、まだ熱も冷めなくて。拍手と共に「ワンモー!」叫んだらまさかの出てきてくれた。「I MY ME MINE」かなあって思ってたらまさかのオートクチュールのおかわり事件発生(笑)

 

事件過ぎ、アルバムの曲やってよ!(笑)

 

まって、ワンマン来いってことですか??

 

 

………考えます。

 

 

 

まあとにかく、北海道が異国とか、白樺が当たり前のような顔して生えていたりって超いじるけど、本当は北海道だいすきなことちゃんとわかっているからね。

 

そのままでね。また来年。

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すごく愛しているよ

 

ついにこの時が来た。

 

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SIXLOUNGEがTHE FIRST TAKEに登場。音楽会社に疎い私は、彼らがSONYに移籍が決まった時、フォロワーが「ファーストテイクも夢じゃない!」と騒いでいた意味がわからなかった。ソニー系が多いのね、この企画。

 

 

 

今朝、起きたら世界が変わっていた。

 

 

 

 

TikTokで2.6億回再生と、めざましテレビが伝えている」。

 

 

 

まずこの状況が私からしたら理解できなかったのである。「リカが2億回以上聞かれている」こと、それを「めざましテレビという朝の情報番組が伝えている」ことというダブルパンチできた。

 

 

 

ましてや、彼らは朝の情報番組なんて似合わないのである。ライブハウスを愛して、愛され、浴びるほど酒を飲む男たちだから。寝ぼけた私の頭には、インパクトがありすぎた。

 

 

 

ファーストテイクは、神はサイコロを振らないというバンドがそれこそTikTokでバズり始めた頃に知った。夜永唄より圧倒的に泡沫花火が好きで、一時期狂ったように聞いていた。

 

神はサイコロを振らない(柳田周作) - 泡沫花火 / THE FIRST TAKE - YouTube

 

柳田さんの歌声も凄く好きだが、是非私が愛してやまないSIXLOUNGEのボーカリスト山口優盛にも出演して欲しいと思っていたのだ。彼の歌声はもっと広まるべきで、評価されるべき大分の宝だと思っている。どんな曲でもまっすぐに、常に繊細で新鮮で、心に直接響くような歌声を放つのである。

 

 

 

TikTokで話題」というのがやっぱり鼻につくが、そう言ってる私の方がもう時代遅れかもしれない。良い音楽はやっぱり誰かに刺さるもので、2.6億回分の再生に少なからずとも敬意と愛はあると思っている。才能を流行りの一つにしまい込んでしまうのは嫌なので、リカ以外もティーン世代に刺さって欲しい。乙骨ラブソングという呼び方、リカドリルは個人的にあまり好きではない。

 

 

 

 

2年ほど前に見た彼らのライブで偶然仲良くなった女の子が、私と同じく1人で来ていて、声をかけられて少し話したことがある。彼女は元彼からSIXLOUNGEを教えてもらい、ハマってしまってライブに来たと言っていた。その時のことをなぜか思い出した。

 

 

 

 

 

TikTokとか、元カレとか、きっかけは結局なんでも良くて、私は自分が好きなものが広まるとやっぱり嬉しいし、どこまでも誰とでも分かち合いたいと思ってしまう。好きの濃度や温度が違うのは当たり前。これを忘れてしまうと面倒なことが生まれてしまう。

 

 

そんなしがらみは、くそくらえ!なのだ。彼らの音楽がある限り、世界の終わりなんて待たないし、待ちたくないし、色んな世界を見たいし創って欲しいとさえ思ってしまう。

 

 

SIX LOUNGE「リカ」from "Northwind"Streaming Studio Session - YouTube

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな僕は笑われるのだろうか、

 

 

 

愛してくれるかい?

 

 

 

 

 

 

来世になっても会えるように

 

久々の2日連続SIXLOUNGEのライブへ。ツアーなんで北海道飛ばすのよーーー!!!!って泣きつきたいところだが自分が行けば良い話だし、どうせ行くのでもう気にしないことにした。というか気にならなくなった。病気かもしれない。

 

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キタカゼシングルがリリースされてから骨ばっかり聞いてる。なんだよ骨って。あの配信ライブの時に曲名いきなり言った時にデスソング????って思ったの懐かしい。全然違ったじゃん。「骨」なのか、「ホネ」なのか、「hone」なのかで友達と深夜に議論したよね。なんであんなに耳に残るメロ作れるの優盛さん。そして「愛してる」を色んな言葉で伝えられる文才シンタロウさんね。

 

 

 

 

 


でもわたしはキタカゼがやっぱり好きで。「突き抜けろ」の透明さがだいすき。アニメ見るの苦手なわたしはヒロアカ見てなくて、どんな歌詞の世界観なのかはちょっとわからないけれど。ごめんなさい…………。まあかっこいいから良いのよ。

 

 

 

今回のツアー「Walk on the Wild Side 2023」。初めましての心斎橋ブロンズ。大阪はビッキャだけお邪魔したことがありまして。ずっと気になってたライブハウスではあったけど、なかなか行く機会がなくて初めましてです。絶対当たらんとみんなが言ってたから行けてうれしい!!!今後同じ規模でやるってなったらもう当たらないんだから!!!SIXLOUNGE売れるんだから!!!ね!

 

 

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今回は1曲ずつ詳しくというよりわたしがこのツアーで好きだったところ、3つお話しさせて。

 

 

 

 

 

戻ってきたライブハウス

まず戻ってきたな!!と思わせてくれるライブハウスの空気感。開演前に「もう少し前につめてください」とスタッフの声。一気に後ろから圧迫される。初日は30番代で前から2列目。2日目は80番代で3列目くらいだった。もみくちゃにされて流れに身を任せてたら勝手に前に行けるあの感覚、懐かしかった。無駄に抵抗したり、私の場所!どんなことがあっても死守するんだから!!!!ってやると体疲れるし周りに迷惑かかるから絶対にやらない。あとライブハウスで場所取るのやめようね!仁王立ちおねえさん多かったからやめてほしかったビックリ!まっっっじめいわく!!!!

 

 

 

 

大阪1日目は待機してる時から絶対に無理だからみたいなところに入ってくるお姉さんがいて、もうバカじゃないのって正直思ったけど始まってしまったら気づいたら隣から離れることできたし、わたしの目の前にいたでっっっかい男の子2人ともめっちゃくちゃ楽しんでて私も伝わってきて楽しかったからすごく助かった!

 

アンコールはお決まりだが特に押されてひどかったので、その男の子たちの隙間に私の短い短い腕がスンっと入ってしまった。もう行き場のない血が止まりそうな私の右手。ああどうしようとアワアワしてたら男の子があげてくれて。

 


ライブ終わりにありがとうございましたとお礼したら「大丈夫です!SIXLOUNGEサイコーーーーーーー!」って急に叫び出して面白すぎた。楽しかったです。

 


2日目は隣にいた知らん女の子と「青に捧ぐ」やった時にやばいやばいって目でお互いに伝え合ってたり、押されすぎてずっと「暑いですね」って言い合ったりした。5回以上は言った。他に話すことなかったのかなって感じの会話レベル底辺な感じ。それがおかしくて楽しかった。

 

 

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バグりまくりなセトリ

新宿行った人が「解散ツアーみたい」って言ってるの見たけど嘘でも解散なんて文字は見たくなかったからちょっと勝手に苦しくなってた(笑)

SIXLOUNGEは解散しないなんて保証はどこにもないから。言いたい気持ちはめっっっちゃくちゃわかるよ。

 

中でも「東京紙風船」「LOVE SONG」「Under the Cloud」やばかったね。東京紙風船まじでだいすき。優盛さんの、「oh〜〜〜〜テルミ〜〜〜ベイベ教えてくれ〜〜〜」だけで死ねる。指をこっちこっちってしてくれる時があるんだけどこの2日間はやってなかったなあ。あれ好きなんだよね…。そして「LOVE SONG」。多分私この曲初めて聞いた。あんなにC&R楽しいの?楽しすぎてバカになってしまったわ。「ノーノー!!!アイフィールバアッッッット!!!!!!!!」って腹から声出したわ。もうあっついあっつい。久しく聞いてなかった「Under the Cloud」は最後の「ダダダダッ!」が大事なんですよね。あとシンタロウさんめっちゃ楽しそうに叩くのこの曲。二日間連続で見えてなかったから今回は知らないけど(泣きたい)

 


2日目は「久しぶりの曲やります」でコード鳴らしてる間で「青に捧ぐ」来るってわかった。震えた。もっとバラード歌ってくれ。わたしはあんたの声に惚れていて、あんたの声に金を払いたいんだ。1日目のアンコール時、飲みすぎなのを心配して「明日バラードばっかりだったらごめん」って言ってたけど全然良いんですが…!?!?って思った。むしろレアでしょ。暴れる曲だけが好きなわけじゃないんだから、って思ったよ。そしてバラードで歌うやつは基本許さない。カラオケへ走ってくれ、頼む。

 

 

 

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かわいいらうんじちゃん

これは主に優盛さんですね。メリールーにて「お前ら絶対に歌うなよ」というフリがあったのに、いざ歌ってくれなかったら寂しかったのかフロアに歌えって目とか手とかで示してくるの。可愛すぎた。なんだ。みんなの声が聞こえるとうれしそうにニコニコするの。可愛いすぎた。

 

あとはピアシング前のりっくんベースソロ。「早弾きです」と自慢げにかき鳴らすその姿、愛おしいもんだったよ。

 

シンタロウさんはマジで見えないからごめん何も書けん。大阪1日目ダブルアンコールで上半身ハダカで登場。女の子きゃあきゃあ言ってた。気持ちわかる。そんなことより上脱いだらきゃあきゃあ言われるナガマツさんがわたしは羨ましいよ。

 

 

この3つが私的ハイライトでした。セトリがほんっとにすごかったね。2日連続で3年分くらい見た気持ちになった。

 

 

次ツアーは行けないけれど、もっともっとパワーアップしちゃうんだろうな〜〜〜って期待してる!もうほんっとに何回も言ってるけどなんでこのバンド売れないかまじでわからん。早く売れてしまえ!!!

 

 

 

 

 

売れたらさみしいんだけどね!!!!!!ほんっとにね!!!さみしいけどね!!

 

 

 

好きなバンドが同じだった

 

 


好きなバンドが同じだった。

 

 

ただそれだけだった。

 

 

 

それだけなのに気になってしまうのは、私が恋愛体質だからなのか、音楽が好きだからなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今年の冬は、去年ほど雪は降らなかったが相変わらず寒さが厳しい。私の好きなバンドのボーカルは、北海道の寒さを「涼しい」というけれど、私にとってこの寒さは「痛い」のである。正に極寒という2文字が似合うこの季節、私の住むところでは毎年カーリングが恒例行儀として行われる。

 


仕事以外で人に会う機会が滅多にないので、カーリング場で、この町に住む人を認識することが多い。

 


その中で一際身長が飛び抜けている、私と同じくらいの年の人を見つけた。名前を知りたくて、毎年帰りにビールを飲ませてくれるおじさんに尋ねる。すぐに教えてくれた名前は、聞きなれない単語でしかなかった。

 


遠くから見ていた。小学生からお爺ちゃんまで、幅広い世代で溢れているカーリング場に、分け隔てなく誰にでも笑顔で話しかけ、一生懸命仲間と声を掛け合い、試合を楽しんでいる姿が、私の目に鮮やかに写った。「良い人そう」というのが第一印象だった。

 

 

 

試合が終わると、リンクの管理人のおじさんが、いつもビールを若者たちに与えてくれる。そして1時間近く世間話をして、家に帰るというのがお決まりの流れだ。私はこのためにカーリング場に来ていると言っても過言ではない。歩いて帰るには寒く、15分かかるけど気にしなかった。仕事以外で他の人と話すことがないからこそ、この1時間は私にとって幸せの時間であったからだ。

 

 

 

今日もいつものように「今年も飲みに来たんだべ?」と言われ、糖質オフの缶ビールを渡される。冷蔵庫には糖質オフのビールが多く、体を気にしているのかと思うと、可愛らしいなと微笑んでしまう。飲みたい人と、話したい人が基本残る。そこに私の気になる彼がいた。

 


彼はおじさんたちに混じってタバコを吸っていた。180センチある彼の身長は、ここにいる人の中で1番高く、目立っていた。そのせいもあって,異常に目で追ってしまっていたのかもしれない。目が合う。軽く会釈をされる。距離を感じる。もっと仲良くなりたいと思い、勇気を出して自己紹介をする。「名前は知ってます」と告げると、「えー、自分で言いたかったのに、よろしくお願いします」と返された。爽やかな笑顔と共に。スポーツできる人特有の笑顔だ、と思った。

 


それから多いと週3回、カーリング場で会うようになった。少しずつ話せるようになった。私より、同世代の男性と話している方が多い。よくくっつくし、よく話して、よく笑っている。自分は寂しがりやの典型的なひとりっ子だって教えてくれた。血液型はO型で、みんなに輸血できるけどO型からしか血がもらえないのって悲しいと話してた。片道40分かけて、ここに通いに来てるらしい。「どんだけカーリング好きなんですか」と揶揄い気味に聞くと、「カーリングハマってるし、ここの人と話したいからだよ」って笑顔で帰ってくる。この会話も時間も、切り取って取っておきたいと思った。どうして愛おしい時間は、感じた瞬間過去になるのだろう。

 


そんな日々が柔らかく流れていた時、管理人のおじさんが「もうそろそろリンクも閉めるし、軽く打ち上げでもしようか」と提案した。でも誘われてたのは上位チームのみ。私の職場で組んでいたチームは最下位だったので参加券はなかった。彼がくるのかすごく気になる。いつも居残りの時間に飲んでいるのは、私と、管理人の2人のおじさん、私の同僚である先輩くらいだった。私も彼と飲んでみたい。お酒の力を借りた。手に持っていた半分よりすこし少ないビールを一気に飲み干す。「わたしも、美味しい肉、たべたいです!!」とお願いした。おじさんは、「全然いいよ、来週火曜、19時な。」と快く承諾してくれた。知っていたけど彼に聞く。「もちろん、来ますよね?」と彼に尋ねる。「当たり前だよ!この日はおじさんの家に泊めてもらうんだよね。いっつも飲んでたの羨ましかった、楽しもうね?」と、またあの笑顔。反則だ…と心の中で呟いた。

 

 

 

その日まで毎日楽しみだった。職場のチームにはもちろん秘密だ。当日は何を着ようか。いつもジャージだから、ここで印象変えたほうがいいのかな?でも狙いすぎるのは自分らしくないよな…。髪は巻いたら気合い入れすぎって思われるかな…と前日の仕事中から悩んでいた。こんな感覚は久々だった。

 


当日お店に着くと三番目くらいだった。彼とおじさんたちは少し遅れるらしい。私の隣と斜め前が空いていた。「隣、座って欲しいな」なんて願いながら到着を待つ。一位だった高校生チームの子達と最近の芸能人の話とか、恋愛の話とか、ありそうな話題を並べて時間を潰した。遅れてきた人がお店に到着する。ここで名前を呼んだら、押しすぎだよなと思いながら呼びたい名前を我慢する。しかし、彼は自然と私の隣に座った。最初の1杯目のビールは、あの日勇気を出した私に乾杯の気持ちを込めて、グイッと一気に喉に流し込んだ。

 


彼の仕事は不規則で、スマホは2台持ち。私物のスマホには飼っているペットの犬の写真が写っていた。彼女とのツーショットじゃないことだけが救いだった。いるのかもこの時は知らなかったけれど。私のスマホも添わせるように隣に置く。触れそうで触れられない距離に手を置く。それだけでよかった。

 


「ねえ、ライン交換しよう」と、彼は私の隣に座っていた男の子に声をかけていた。「全然いいっすよ、てか今更ですよね(笑)」とその男は軽くQRを差し出す。この流れしかない、と思った。「わたしもライン知りたいです」と気づいたら声に出していた。「いいですよ」と交換してもらった。QRコードを自分のスマホ画面に映す。これだけでもう幸せだった。スマホを隣に並べるだけで幸せだったのに、彼のアカウントが私の友達リストに存在していた。だいすきな肉を食べるのを忘れた。残り物の玉ねぎやら長芋を食べた。前に座っていた大学生の女の子に「食べてないじゃないですか〜〜あ!焼けてるの食べてくださいね!」と可愛い声で、焼かれすぎている肉たちを食べた。美味しいのか、不味いのか、よくわからない。わからなくてもいいと思った。

 


1時間とちょっとの時間が流れる。ビールは気づいたら5杯飲んでいた。カーリングの話で盛り上がっていた。さっきより彼との距離が近い。彼も結構飲んでいて、話の流れで私の肩に腕を回す。「自然にできるなんて、天性の人たらしだ」と思った。少し時間が経った後、ゆっくり彼の腕を自分から外し、その腕を自分の左手に巻きつけた。振り解かれたら、それでいいやと思った。彼は私の腕を受け入れてくれた。「好きだな」と思った。

 


彼と一緒に帰りたいとか、飲み直したいとか、キスしたいとか、セックスしたいとかは一切思わなかった。でも、ただこの空間の中で、彼の温度を感じたかったし、独り占めしたかった。

 


帰りは意外とあっさりと解散し、彼とは別々に帰った。LINE交換したけどどうしよう、と悩んでいた。飲みすぎた頭には重すぎた。明日考えよう、と考えながら化粧だけ落として平日なのに寝落ちしてしまった。

 


朝起きると「たのしかったね」と通知が入っていた。スマホを愛おしく握りしめる。憂鬱な水曜が明るい色に染まった。

 


好きなバンドが同じだったことを思い出す。わたしが1番好きなバンド、「SIXLOUNGE」。今まででTwitterのフォロワー以外の現実の世界で、まだ男性ファンに会ったことがなかった。いつのライブに行ったことがあるのか尋ねると、わたしがまだ好きになる前のライブだった。

 


「他になんのバンドが好きなんですか?」「1番はアジカン、他にはエルレミスチル、tetoとか好きかな」「えーーー!!わたしtetoすきです!よく聞きます」「言った後に、もし知っていたらtetoは絶対好きだろうな〜って思ってた笑」残念ながら、アジカンミスチルもよく知らない。でもSIXLOUNGEが好きだからtetoも好きそうという音楽性が伝わっていたことが嬉しかった。わかる人が近くにいたんだって嬉しくなった。

 


彼の設定されているLINEミュージックの曲をサブスクで調べる。しっくりこないなと思いながら、関連する曲を聞く。「おすすめされたサリバン,聞いたけどめっちゃいいね!」覚えててくれたことが嬉しかった。愛おしかった。音楽好きな人と付き合って、好きなバンドの話をして、一緒にライブを行くのを密かにどこかで憧れていた自分を思い出す。

 


あれから毎日ラインをするようになった。音楽の話、仕事の話、なんだか高校生みたいなやりとりで、照れくさい。設定されてるLINEミュージックは、誰か大切な人を思い浮かばされるような歌詞だった。彼女はいないけど、そういう人はいるのだろうか、と考えたりする。

 

 

 

意味なんてないのに、これ以上の関係なんて求めてないのに。

 

 

 

同じバンドが好きなだけ。それ以上でも以下でもない。この関係に名前なんていらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れないように守りたい

GET BACK OUR PLACEに行ってきた。

 

正直道民だけれどこの日は寒すぎ。北海道から来てるのに大分でまさか雪を見るとは思わなかった。勘弁して。この遠征大丈夫?飛行機帰り飛ぶかな?と不安が止まらない中、今年もライブハウスへ足を運んでいる。

 

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コロナが流行り出して、異例のウイルスに誰もが不安を感じていた時。確かこのTシャツを買った時、わたしはまだ学生で、いつか大分行きたいなとぼやっと考えていた。

 

 


3年経ってようやく開催されたイベント。色んな運が重なって行けることになって嬉しかった。

 

 

 


大分は1ヶ月ぶり。ビッツホールで彼らを見るのは2回目。生きててあと何回このライブハウスで見ることになるのかなとも薄っすら考えたりしながら、閑静な西大分駅で友達を待っていた。

 


5バンドは正直長かったけれど、はじめましてのバンドが多くて新鮮な気持ちだった。エバヤンは狼煙以来で1曲目の「素晴らしき世界」で完全にあの夏に戻された。暑くて溶けそうな気温にお手上げで、初めて大分に訪れた大切な忘れたくないあの日に。

 

 

 

 

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懐かしむのはこのくらいにして、SIXLOUNGEのことだけ話させて欲しい。

 

 

 

 


1曲目は「メリールー」。まさかここで持ってくるとは。ちゃんと全部歌ってたゆもさん久々に見たかもしれない。ツアーファイナルから1ヶ月はあっという間だと思ったりしながら、アットホームに包まれたフロアに身を委ねた。今日のメリールーは外は極寒のはずなのに温かみさえ感じる。

 


「天使のスーツケース」がすぐに始まる。観客の喜ぶ声が漏れる中始まった。3人が思い思いに音を鳴らす姿に圧巻される。強い音に拳も力強くあがる。それまで正直会場にあたたかさを感じなかったが(びっくりするくらいスカスカだった)、この辺から観客の熱気も上がってきた気がする。

 


照明が暗いままシンタロウさんのドラムソロが始まる。長い、なんだろう、なんの曲だろう、、と思っていると、ゆもさんが手を叩くようこちら側に煽ってきた。「New Age Blues」が始まる。バンドと観客、ライブハウスまるごとの一体感を感じる。どうしようもなくなったら、今年もこの曲に助けられたいと思う。

 


間髪入れずに「ナイトタイマー 」。爆音がライブハウスにいっぱいに広がる。「スピード」も畳み掛けるように始まった。3人の楽しさもこちらにひしひしと伝わってきて幸せな気持ちになる。このままどこまでも行けそうな気持ちになれた。

 


そしてシンタロウさんから始まるピアシング、りっくんから始まるピアシング、ゆもさんから始まるピアシングと続く。ツアーとは違ったかっこよさがあって、終わらないでと願ってしまった。りっくんは袖でビールを勧められてたけれど「弾けなくなるんで」ってはにかみながら断っていたのが可愛らしかった。

 

 

 

そしてここでヒロアカの宣伝も含めて「キタカゼ」。やってくれるかな、どうかなと思っていたので、聞けて嬉しかった。サブスクで聴くよりずっと爽やかでかっこいい。もっと聞きたい。アニメのエンディングということもあり、音の厚みがいつもよりあるように感じる。各々の楽器の主張を聞いてるみたいだ。この曲をきっかけに、SIXLOUNGEという名も、前に突き進んで欲しい。私は横並びなんて絶対に嫌で、突き放すようにずっと遠くに前に、目印のようにSIXLOUNGEは、あってほしいと思っている。

 


そしてバイバイという前振りと共に「僕を撃て」。今日は最後の1音まで、本当に楽しそうだった。今日を選んだことを、今日も正解にしてくれてありがとう。

 

 

 

アンコールは「SWEET LITTLE SISTER」。あのギターは誰の?(わからなかったすみません)。黒くてかっこいいギター片手にゆもさん入場。これまた楽しそうなアンコールが始まる。ちゃんとバイバイした。今年もよろしくね、という意味を込めながら3人がステージから捌ける最後の時まで熱を送った。

 

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大好きな友達と新しい友達と。ここでしか会えない友達と、久しぶりなんて気は全くしなかったし、好きなバンドの30分間のためだけに北海道から大分まで駆けつけるなんて、自分なのに自分でもどこから原動力が湧き出てるか、正直まだわかっていない。

 


それでも楽しいと、心が躍ることだけはいつだって本当だった。今年も楽しいことを求めてどこへだって飛びたいと思う。

 

 

 

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2023年、道民なのに大分でライブ始め。今年も面白いことが待っていそうだし創っていくつもりだ。

 


今年のSIXLOUNGEの活躍も、応援させてください!

 


次は3月大阪で!北海道はいつ来てくれる?