音楽に関する話をしよう

自由に書いてます、音楽が好きです。

湿気った夜には、素晴らしいロックンロールを。

みなさんこんにちは。

 

わたくし、今回もやりました。

 

「名古屋行きたい〜〜😭しぬほどいきたい」ってほざいてて、気づいたらちゃっかり自分で自分の願望、今回も叶えてました。

 

f:id:maayan1108:20210613180932j:image

 


 

誰かに私、言われた気がします。

 

「迷ってるけど最終的に絶対行ってるよね笑」と。

 

間違い無いです。迷っているくせに迷ってないんですよね。「彼氏と別れようか迷ってるんだよね」って相談してくる女は、大体自分の中で答えが決まってるものです。それと同じです。

 

約3年ぶりの名古屋。初めてのライブハウス。ワクワクせずにはいられませんでした。あと、久しぶりの遠征ってこともあって。コロナウイルスのおかげで、思うように行動はできませんでしたが、いつもと違う、非日常感を久々に味わい、懐かしさを感じました。

 

 

早速今回もライブの感想を、書いていこうと思います。初めて読む方にも、いつも読んでくれている方にも、感謝の気持ちを込めて。今日もヲタク度全開⭐︎フルパワー⤴︎で書きます。押忍。

 

f:id:maayan1108:20210613180953j:image

 

 

ダイヤモンドホールは想像より広かった。SIXLOUNGEの黒幕があんなに大きいのは、初めて見た気がする。キャパが狭いライブハウスでライブをする彼らしかほとんど見たことがなかったから、大きい場所で見ることに対してもワクワクしていた。

 

SEが流れ、彼らがステージに姿を現す。シンタロウくん、髪の毛のセットがキマりすぎてて「?!?!?!」と早速心臓ど真ん中が痛かった。揺れるピアス、首にはチェーン、黒のつなぎ。似合いすぎていてかっこよかった。ゆもさんのライダースはもう6月で暑いし、熱中症にならないか心配だった。体調だけは気をつけてほしい、大好きな歌を歌い続けるために。りっくんもつなぎのような服を着ていた。最近多い気がする。シンタロウくんとりっくんが兄弟みたいで勝手に癒されている(笑)

 

※セトリはTwitterで見つけたものを参考にしています。曲名が長いものは省略しています。

 

伸び伸びとした歌声からはじまった「カナリア」。「3」というアルバムを堂々とリードしてくれている曲。りっくんのベース、シンタロウくんのドラムが順番に重なり、3人の音が合わさった瞬間、SIX LOUNGEが私の目の前のステージにいることを実感させてくれる。

 

その次は札幌と同じように「DODO〜」かと思ったが、まさかの「ナイトタイマー」。爆音で鳴らされる音が気持ちよかった。ラストにかけての優盛さんのアレンジがたまらない。そして音源よりも勢いが感じられる歌声は、ライブならではだと思う。

 

どのタイミングで言っていたのかは忘れてしまったのだが、優盛さんが「名古屋久々に来たので色んな曲をやって帰ろうと思います」って言っていたので「これは札幌と同じように、バルブの曲も聞けるな」と思って期待が高まった。

 

そして「★」。大好きな曲なのでここで聴けたのも嬉しかった。「ベイベー」を切なそうに歌う優盛さんに胸が締め付けられる。歌の表現の幅が広過ぎる、天才。その後「Lonely〜」。シンタロウくんのドラムで、この曲だとすぐに判断できる。シンタロウくん、優盛さん、りっくん、の順番でスポットライトが当たり引き込まれるように見てしまった。演出がかっこよかった。3人の音はそれぞれ独立していて、まっすぐ聞こえて来るのに、パズルのピースを埋めるように、過不足なく組み合わさって一つに聞こえるのが不思議である。そして最近ライブで聴いていなかったので、やってくれて嬉しかった。「くそったれ」っていうワードをあんなにかっこよく言えるのは本当に、山口優盛だけだと思うのね。「カモン」が終わりに向かってヒートアップしていく歌い方も、テンションが上がるのですごく好き。

 

そのまま間髪入れずに始まった「切り裂く風」。この曲の冒頭、シンタロウくんのドラムは、バルブツアーで最初に見た時「何だこのかっこよさは????」とちゃっかりやられてしまっていたので、久々に見れて嬉しかった。

 

そして、割と毎回出席率のいい「DODO〜」が始まった。楽しいし、歌詞が刺さるから好き。ずっと拳を上げてしまうような力がもらえる曲、シンタロウくんの口元は必ず歌詞を言っているので好きなんだろうなって思う曲。

 

「もっと踊ろうぜ〜!!」から始まった「トゥ!トゥ!トゥ!」。この曲ほんっっっっとに好きすぎる。渋いし、音もノリノリになれるから好きだし、何より3人で歌うサビ。楽しそうに歌ってるからもっと惹かれてしまうし。サビの「トゥットゥットゥルットゥー」、優盛さんが歌ってないとこが何回か合って、2人だけでのハモリも好きだった。りっくんやシンタロウくんが歌ったり、ハモったりするシーンが最近多いように思う。そのおかげで色んな音が聞こえて雰囲気が変わったり、組み合わせが新鮮だったりして、3人の音楽が進化していっているように感じて、ワクワクする。もっと3人の奏でるハーモニーを聴いてみたい。そして今回もどんどん音が高くなる「ガキのままなのさ」にやられまくった。最初の音は音源よりももっと低くて、そこからどんどん高くなって。心臓がギュンって持ってかれるようなあの感覚、たまらないし本当に好き。たまらなすぎて拳下げられないしジャンプしちゃうし。「トゥ!トゥ!トゥ!」は定番曲に本当にしてほしい。お願いします。

 

そしてアルバム曲順に「上海DOLL」。この曲がこのアルバムの中で1番好きで、もう1回どうしても聴きたくて、名古屋に来たようなもん。3人が「トゥ!」終わり、それぞれ最後の音を鳴らし下を向いたところから「上海DOLL」の音が聞こえる。「待ってました!!!」と思わず持っていたタオルを強く握りしめてしまう。そのくらい、音も、歌詞も、3人が優しそうに演奏する姿も、全部が愛おしいのだ。優盛さんが「アイラヴユー」って言ってくれる世界線どこ?あ、もうこの方既婚者だったね、、、、、、、、、。

 

そしてオレンジ色の照明と共に始まった「僕らのオレンジ」。遅いテンポのおかげか、この曲の時だけ、彼らの音を他の曲より贅沢に感じることができている気がする。一つ一つの音が丁寧に耳に入ってくるように思う。

 

そしてシンタロウくんドラムから始まった「星とメロディ」。今回のツアー、各地でやっているのがとても新鮮。この曲もラスト3人で歌うところがあって、一体感がすごく好き。

 

優盛さんが「踊り足りないんじゃないんですかーー?」から始まった「IN FIGHT」。イントロの音が鳴った瞬間、観客がそれぞれ音に合わせて体を揺らしているのが印象的だった。ギュウギュウライブハウスで見たら絶対に楽しいんだろうなと期待してしまう、今はできないからこれからが楽しみ。この曲は間奏部分が痺れるくらいにかっこよくて大好きだし、「ロックを鳴らせ」って吠えるように歌う優盛さんの姿が好き。曲終わりのりっくんのベースも。

 

フロアの熱気がどんどん上がっている中、始まった「23歳」。23歳になる年に、また聞くことができて嬉しかった。シンタロウくんが23歳の時に考えたこと、感じたこと、思ったことを言葉にして綴られていると思うから、たくさん聞いて私も23歳を迎えられるようになりたいなと、ライブ中に何故か冷静に考えていた。もっと集中しろ、私。

 

 

そしてまたまたシンタロウくんのドラムから始まった「無口なカモメ」。Aメロ、Bメロとサビが全く違うような音の繋がりが特徴的、音がかっこいいのに歌詞はどこか悲しくて寂しい。バランス感が取れている曲だと思う。そして急き込むように始まった「うるせえ」。「ああ連続でやばい曲たちが来るな」と予想できる。やばいと思ってるうちに始まった「ピアシング」。2回目はシンタロウくんのドラムソロから始まった。3人は最高にカッコよくて、最高にイカれてて、それぞれが必死にかき鳴らす音に、ものすごくパワーを感じる。

 

そして発光か、幻影列車かなって思っていたら「幻影列車」が始まった。まだ暑すぎないこの気温によく似合う曲だと思う。まっすぐ透き通る優盛さんの歌声が、柔らかくて綺麗だった。そしてギターの音から始まった「無限のチケット」。2番に入る前のシンタロウくんのドラムは私の中での見逃せないポイントの中のひとつ。

 

そして続けて「いつか照らしてくれるだろう」。ここでもシンタロウくんの「イェイイェイイェイ」を聞くというポイントがある。この曲は割と浸って聞くタイプだと思っていた。しかし、優盛さんがなんと言っていたのかは忘れてしまったが、観客を煽っていたので、この曲はノっていいんだということがわかった。楽しみ方は人それぞれなので、自由でいいと思うけど、私はその煽りのおかげで拳を突き上げて飛び跳ねて、全身でこの曲を楽しめたのでよかったと思う、優盛さんありがとう。そこからセトリは「LULU」「スピード」「トラッシュ」と続くので、「いつか照らしてくれるだろう」は、どっちかというとこれらのような明るいアップテンポな曲を盛り上げるための、繋ぎのような役割がある曲なのかもしれないと思った。「スピード」も3人の声が聞こえるので好き。「トラッシュ」も同じである。「トラッシュ」は終わりに向かってシンタロウくんの声が音源とは違って低く、太く聞こえるところが、強く耳に届く感じがたまらなく好き。

 

そしてそのまま優盛さんにシンタロウくんが紹介されて「世界中〜」。札幌に比べて観客がノリノリで驚いた。この曲、ツアーが終わったら聞けなくなりそうで怖い。シンタロウくん推しのわたしは果てしなく困ってしまうので続ける方向性でお願いします、SIXLOUNGE関係者各位様。

 

そしてラスト、「彼女をまってた」。この曲で終わることは知っていたから聞きたいけど来るな来るなと思っていた。でも始まったら優盛さんの優しい甘い声が心地よくて、いくらでも聞いていたいと思ってしまう。

 


本編が終了。

アンコールの拍手に応えて彼らが出てきてくれた。最初は「最終兵器GIRL」。優盛さんの、「最終」の「さ」の言い方が、個人的に息のスピードが速く、爆発的に歌い始めていて、とても魅力を感じる。聞いていて楽しいし、ぶち上がれる。

 


その次は「Under〜」。本編でやらなかったので聞けないのかと残念に思っていたら優盛さんが「アンダーーァァァ、ザ クラーーーーウド!」と叫んで爆音で始まった。この曲でシンタロウくんがめちゃくちゃ楽しそうに叫んでいてその姿に簡単にまたやられてしまった。そして幻だと思っていた「ヘイ!ホー!レッツゴー!」のコールアンドレスポンスが始まり、まさかと驚いたが嬉しかった。DVDの中でしか見たことがなく、昔しかやっていないと思っていたので自分が体験できたことが奇跡だと思った。楽しかったし、メンバーも盛り上がっていて、その姿を見ているだけでも楽しくて。声を出せないことだけが苦しくて。でも、声が出せなくても歌えなくても、それでも好きなアーティストと周りのファンと、ひとつになれた実感があって、音楽が人と人を結びつける力を持っていることに、改めて気付かされたように思う。今日1番楽しかった。だだだだ!つきだったし、本当に優盛さんも楽しそうだった。

 


そしてラストに「SWEET〜」。この曲でSIXLOUNGEと笑顔でバイバイするのが好きだ。またすぐに会える気がして。楽しい気持ちで終わらせてくれる彼らの優しさを感じる。

 


今回「カナリア」で始まり「SWEET〜」で終わり、途中にも「切り裂く風」があったので「イワオリク好きにはたまらないライブ」だったのではないだろうか。そしてりっくんの作曲はキャッチーだから、もっとたくさん聞いてみたい。りっくんと優盛さんの共作もやってみてほしい。色んな化学反応を期待している。期待をしてもいいバンドだと思っているので。

 


今回で私の中での3ツアーは終わり。次の予定がないのは寂しいけれど、きっとまたすぐに会える気がする。それまでは頑張って生きていくつもり!

 


また、今回のツアーでの優盛さんはワンマンのことを「ワンワン」って言っちゃって可愛いし、「3代目選ばないで俺たち選んで間違いない」とか言っちゃうし、なかなか面白かった。(上から目線みたいでごめんなさい)

 

 

 

3人の作る音楽がやっぱり大好きで、大好きなうちには行ける限り沢山会いに行きたいと思った。飽きるまでは好きでい続けたい。

 

 

 

 


おまけ

今回、名古屋遠征に踏み切れたのは同時期に開催されていた写真展のおかげである。もうあの空間は天国だった。流れる音楽はSIXLOUNGE、SIXLOUNGEの写真に囲まれている空間。住みたいと本気で思った。クラブロックンロール自体もオシャレで、いつかここでSIXLOUNGEを見たいと思った。隠れんぼシリーズが全然見つけられなくて楽しかった。時系列に並んでいる彼らの写真を見て、「ああこの時から好きだったらな、10代の彼らに出会いたかったな」と思うことはあるけれど、世界中にたくさんアーティストがいる中で、出会えただけで奇跡なのである。SIXLOUNGEが作る好きな音楽が好きと、自分も思えるだけで嬉しいのである。このふたつの気持ちだけはずっと忘れないで大切にしていきたい。夏目さんの写真を見て、どんどん大人になっていく彼らの顔立ちを見て、これからどんな風に成長していくのかが楽しみになった。ライブでは見せないようなオフショットが沢山あって本当に宝庫かと思った。夏目さんにしか撮ることのできない表情もあるだろうし。開催に踏み切ってくれて本当に感謝します。

f:id:maayan1108:20210613181126j:image

 


ライブも写真展も楽しくて幸せで、充実した遠征でした。(ライブ後ドタバタしてて夏目さんにしっかり挨拶できなかったのが後悔してます、どこかの会場であったらまたお話しさせてほしいな〜〜)