音楽に関する話をしよう

自由に書いてます、音楽が好きです。

セコマが茨城にもあるなんて知らなかった

ついに来た。

この日をずっと待っていた。

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7/27にくわるーの対バンがIvyだと知ってから約2ヶ月。ものすごく長かった。

群馬、東京、福岡でIvyを見たことはあるものの、なぜか自分の地元でIvyを見たことがなかった。だからなのか、北海道でIvyを見ることが私の中で気づいたら小さな夢になっていた。それが今日叶った。心から幸せだと思う。

 

1年10ヶ月ぶりに札幌に来るIvy。私はIvyを好きになってようやく1年が経ったくらいなので、北海道で初めて見るのは当たり前。「再生する」のアルバムがリリースされた時、ツアーで来てくれるかなと淡い期待を抱いていたが、残念ながら飛ばされてしまった。正直悲しかったけど、こうして対バン相手だとしても来ることを選択してくれたことがものすごく嬉しかった。

 

 

 

早速ライブについて触れたい。

 

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最初がIvyだと言うことは分かっていたので、緊張感は開演前からもずっとあった。整列していたらまた大島さんが歩いていた。もう流石に2回目だと、大島さんが私と同じ人間なんだという認識はできるようになった。それにしても普通に現れる。変に飾らない大島さんに今日も和んだ。

 

入場すると思ったより狭くて20番代に入ったが4.5列目あたりだった。真ん中にいつも狙っていくけれど、出演者が通る楽屋からステージまでのベッシー特有の通路があるので左側を狙う。

 

SEが流れ、Ivyが入場。私が思っていたところではなく、ライブハウス入り口付近からやってきて、完全にここでもうサプライズだった。Ivyがステージに立つと、楽屋からくわるーのメンバーが顔を出して見学しに来ていた。あまりにも近すぎて、特に左目の眼球の後ろの方に菊池さんがずっといたのが勝手に気になって、勝手に緊張した。Ivyの楽曲が始まった頃には全く気にならなかったけれど。

 

一曲目は何かなと思っていると6拍子で掻き鳴らされるギターで思わず息をのんだ。「!」。「継ぐ」がリリースされた当時はIvyをまだ知らなかったので、ここで初めて聞いた。優しい歌詞と温かい曲調に自然と体全体で音に浸ってしまう。

 

そして大島さんのキラキラしたギターの音から始まった「革命」。大島さん、ギターが私にもわかるくらいのミスをしていて、のぶさんと笑い合っていた。その姿にこちらもつい笑ってしまう。楽しそうなメンバー同士のやりとりを見るのが好きだ。この曲で観客も自由に楽しんでいるようで、雰囲気が柔らかくなる。ラスサビ前、観客が歌えないからこそよく聞こえる福島さんとリョウタロウさんのコーラス。楽しそうにステージを歩き回るのぶさん。大島さんも口ずさんでいたから、マイクを置いて欲しいと切実に思う。

 

そして私がずっと聞きたかった「Day to Day」。歌詞も曲調も、ひょっとしたら再生するのアルバムよりも超えてお気に入りの1曲。移籍後リリースだからなのか、力強さをものすごく感じて、生きるパワーをもらえる気がする。Twitterでも言ったが、ラストにかけて曲も気持ちもグッと、同じスピードで込み上げてくる感覚がたまらなく好きだ。これからライブでたくさん聞きたい。

 

その後は「ゴミ」。色気たっぷりで歌うのぶさんに見惚れてしまう。しかし、YouTubeにも上がっているゴミを何度も再生しているせいか、「あさってにぃ↗︎」と歌わないか期待してしまう自分がいる。そう言う曲では全くないのに…。

 

そして間髪入れずに始まった「Utopia」。この曲、本当に待っていた。いつかのキャスでのぶさんに聞きたいとお願いしたのだが「俺らが提示したい曲を提示します。」と返答され、期待すると外れた時のショックが大きいから、良いように考えないようにいた。逆にそのおかげで、音が鳴った瞬間に嬉しすぎて思わず友達の腕を握ってしまった。音源とは違うアレンジされた大島さんのギターを聞くと、ライブに来たと実感できる。この時点で最高だ……と最後の音までしっかり聞いていたかったが、続けて始まった「水泡」。今日が間違いなく良い日になることがすぐに理解できた。なんとなく目を向けたライブハウスの白い壁に映るのぶさんの影でさえ、美しかったのが忘れられない。

 

理解できたのだが、落ち着く暇も与えることなく始まった「青写真」。暴れまくるメンバーにこっちも熱が高まっていく。リョウタロウさんも積極的に前に来てベースを掻き鳴らしている。

 

のぶさんの「やる予定なかったけど!」から始まった「blue blue blue」。これには参った。たくさん勝手に救われていた曲だったから。ライブのアレンジがたまらなく好き。

 

そして優しい曲と紹介されて始まった「御伽」。オレンジの照明がよく似合っていた。3拍子のリズムが心地よい。会場が優しい音で温まった後に、Memento Mori」。「乗り越えながらも」の歌詞でしっかり指折りをするのぶさんについ目がいく。ラストにまたそのままでいい、という力を分けてもらえるような選曲だった。

 

完全にこれで終わりだと思っていた。しかしのぶさんの「懐かしい曲をやります」と発せられた後に「賀歌」が始まった。この曲もライブで初めて聞いた。「出会うべくして 出会えたこと 全てに意味があり 全ては灰になる」。私にとって、今日ここに、くわるーが呼んでくれたおかげでIvyに会えたこと、そして幸せなライブな時間はいつしか終わって目の前から消えてなくなることを意味しているように感じた。しかしながらそれは今日という日に、出会うべくして出会えたことなのかもしれないという、奇跡のようにも捉えられた。

 

「大丈夫」と語りかけるように優しく話すのぶさん。その言葉に安心感すら感じる。いつもライブで言ってくれる、魔法の言葉だと思っている。

 

まさかのラストの選曲に、衝撃を受け、曲が終わっても拍手はするけれど体から気がスーッと抜けたように、完全にIvyの魅力に引き込まれていた。これ以上引き込んでどうするんだ。

 

実はこの対バンは今年の3月に渋谷で見ている。その時はIvyはまだ移籍をしていなく、私は大学生として最後に見たライブだった。半年たった今日、少し環境が変わって再び同じ対バンを見ることができた。これも何かの縁かもしれない。くわるーがIvyに1時間くれたことで、対バンにも関わらずたっぷり堪能することができた。くわるーは1時間半もやっていたらしい。楽しくてそんな長い時間やっていたなんて気づかなかった。

 

くわるーについては、渋谷でも思ったが盛り上げ上手で。というか曲が好きなのが多かったからまたライブに対バンがIvyじゃなくても行きたいと思った。特に「グレイトエスケイプ」「Instant Girl」が楽しかった。渋谷の時も全く同じ。「Instant Girl」は楽しすぎて飛び跳ねすぎて踵が痛くなった。菊池さんが、「Ivyは負ける気がしねえって言ってたけど、こちらもヘイトな曲やります」と言って始まった曲が聞き込まなかったせいでわからないんだけど(「Cut」だった気がする…)、曲の入り方がかっこよかったのと、雰囲気がガラッと変わったのに鳥肌が立った。ハンドマイクで、切なそうに歌う菊池さんが素敵だった。アンコール「パレードは終わりさ」で、笑顔でさよならできたのが嬉しかった。曲が終わって深々とお辞儀するメンバーの姿が忘れられない。音楽に対して律儀で、まっすぐだなと思った。

 

 

久々の来札に、Ivyもすごく工夫して今日のライブに挑んでくれたことがセトリからもMCからも感じることができた。「再生する」のリリースツアーで来れなかった分、最新アルバムから曲を多くやると勝手に予想していたが外れた。「ツアーが終わったのでセトリを見直す」と、いつかのキャスでのぶさんが言っていたことが、今日のライブで証明されていた気がする。そして、次はワンマンでもっと楽しみたいと欲が出てしまった。

 

途中のぶさんのMCで、「人生は面白くない。楽しいことの方が圧倒的に少ないから、その楽しい日を豊かに全力で楽しもう」というような(正確には覚えていないです)ことを言っていた。確かになと思った。もっと自分が胸を張って好きだといえることを、全力で楽しんでいきたい。ライブが終わったらまた仕事が…と思わないくらい豊かに。

 

今年ひょっとしたら最後かもしれないIvy。年内北海道に来ることはおそらくないだろう。振り返ってみれば7月に前橋、8月は福岡、そして今月札幌と、3ヶ月間で毎月見ていたらしいけれど、全然足りない。あと10回は行きたい。Ivyの地元群馬で見るライブは、特別だなって思っていたけれど、自分の地元で見るIvyも特別だなって思った。北海道にまた来てほしい。

 

ライブ終わりに配信をやってくれたのぶさんも優しかった。余韻にいつまで浸れたし、ラジオとして聞きながら運転していると、家まで残りの1時間があっという間だった。「運転お疲れ様」と、自分だってライブで疲れているはずなのに言ってもらえて嬉しかった。

 

 

今度こそ寝坊せずに飛行機乗れますように…!!

 

 

本当に最高だよ、Ivy to Fraudulent Game!

 

 

そしてクワルー「花束のかわりに」リリースツアー完走できますように!Ivy目当てだったので、行きの2時間半の車の中で急いでアルバム聞くという最低なことをしてしまったんですが、どれもいい曲で明るくて、今はすっかり虜です。恐ろしいバンドですね。

やっぱり好きすぎてしんどい

だいすきなロックンローラーさん

お誕生日おめでとうございます。

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私は本当に、こんなに魅せられて、惹かれるのは初めてで自分でもびっくりしているくらい。

 

 

ある本を読んで素敵な言葉に出会えました。

 

 

『永遠は存在しないが、永遠のような一瞬は集める価値がある』

 

私はあなたに、人生という長い目で見たら一瞬に過ぎないような、しかし大切で、繊細に扱いたいという思いを沢山させてもらいました。

 

初めてTwitterでリプがいいねしてもらえて、バイトへ気分良く行けたこと。初めて北海道で見たワンマンライブ。好きな映画を知ることができて自分も見たこと。そして同じく好きだと思えたこと。太陽の塔の素晴らしさ。教育実習中で疲労困憊している時に見たMV。その時にたまたま返ってきたリプライ。クリスマスの日に、あなたが歌詞を好きだと言った曲を知れたこと。腕につけたブラックスターにいいねしてくれたライブ終わり。地元大分でやっと見れたライブ。教えてもらったあのお店。タトゥーの意味。

 

約3年間、正直温度は一定ではなかったけれど、それでも唯一好きなバンドがSIXLOUNGE。来年も同じくらい好きでいられる自信は少しないけど、きっとSIXLOUNGE、そしてあなたのドラムの音に惹きつけられ続けるのだろうと、どこか期待している自分もいる。

 

私にこれからもずっと夢を見せてください。これからも私にとって永遠に残るような一瞬を、音楽を通してたくさん感じさせてください。落とすことなくしっかり集めるから。

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最後に。早死にしないで、どうか健康で。

死にたくなったらあなたの曲を聞くから、あなただけは元気でいてほしい。素敵な一年になりますように。11月札幌で待っています、楽しい夜になることを祈って。

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(札幌でORANGEやってくれたら嬉しいです🧏‍♀️)

 

 

 

 

調子乗りました、すみません!!!!

本当におめでとうございます!!だいすきです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファイナルファイナルファンタジー」という言葉がもうファンタジーなのよ

優盛さん曰く「ファイナルファイナルファンタジーなTHREEツアーに行ってきた。

 

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急遽日程的にライブに行けることが判明し、急いでホテルと飛行機を取った。仕事は取り掛かるまでものすごく時間がかかるのに、好きなことに対しては秒で動くのはなに?タクシーや新幹線はケチるくせに飛行機すぐ取るの何?もうそろ私やめな?

 


今回、トレードでチケット取ったのにも関わらず整番は12番で早くて。でも友達のおかげで5番を譲っていただき、最前で見ることができた。最前は2年前の奈良ぶり。また関西で最前で見れたんだと思うと感慨深い。

 


何回も言ってるんだけど、関西で見るラウンジはメンバーもお客さんもすごく勝手に好きで。飛べるなら毎回飛んできたい大好きな場所。

 


福岡がツアーファイナルで、延期になった大阪はどんなライブをするんだろうとワクワクしていた。

 


開場が17時で開演が18時。コロナだからあんまり友達とも話せないし1時間暇だなって思っていたはずなのに、実際その場にいたら緊張しすぎて始まるまで一瞬だった。意味もなく同じような会場の写真もたくさん取っちゃったりして、確実に動揺していた。しかもこの時はまだ新しいツアーがやるなんか予想してなくて、もう今年最後かもなって思っていたから余計に。

 

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ライブ本編について話していきたい。MCは基本的に書きません。完璧に覚えていないし、その状態で書いてしまうことで、曖昧な記憶を真実にしちゃうのは彼らに失礼だと思うので。今回も長いですがどうぞお付き合いください。

 

 

 

札幌と名古屋に行ったのでカナリア始まりは絶対だろうなって思っていたら予想通りに始まった。まずは、ギターと優盛さんの声だけ。そしてりっくんとシンタロウさんのドラムが合わさった途端、照明がパッと眩しいくらい明るくなり、爽快に曲が進んでいく。ラストに向かって曲が盛り上がっていくのと同じ速度で、胸が締め付けられ、気持ちが高揚していく。わたしが求めていた音楽に触れられる。一曲目から幸せだった。

 


そして「DO DO IN THE BOOM BOOM」。この曲ライブで聞くと始まったなって実感する。この曲のドラム叩くシンタロウくんの姿が1番好きかもしれない。

 


そして聞けたらいいなと思っていた「★」が。もうイントロで友達と思わず目合わせたわ。ここに持ってくるのか!と。この歌詞の中で生きていきたいと思うくらい甘々で好き。札幌ぶりに聞いたからすごく久々だった。

 


そしてまたまた聞きたいと思っていた「天使のスーツケース」。この「★」からの流れが最高だった。狼煙で九州へ行った時にスーツケースが壊れてしまい、その時からもう絶対に聞きたいって思っていた。思うタイミングが自分でもどうかと思うが、この曲大学生の時、リリースされてから毎日飽きるまで聞いてたのを思い出した。今でも好きなままってすごいから、本当に。

 


そして「ナイトタイマー 」。この曲はど定番な気がするけどこれまた九州で聞けなかったから嬉しかった。3人の力強い音が痺れるくらいに伝わってきて楽しかった。最後らへん、優盛さんが自由に歌ってるのがすごく好き。ナイトタイマーは割と優盛さんのことずっとみちゃう気がする。ギターも歌い方もすごく好きなんだよね。

 


そしてそこからシンタロウさんのドラムが聞こえて始まった「トゥ!トゥ!トゥ!」。3人で歌うトゥットゥットルットゥットゥー!が好きだし、わたしも早くライブハウスで歌いたいんだけど?!って思っちゃう。今はまだ我慢だけどいつか、ね。あとシンタロウさんが2番サビ前叫んでるとこ見るのが好き。優盛さんトゥットゥットルットゥットゥー!歌わない時が割とあって、その時に聞こえるりっくんとシンタロウさんの声も、強くて太くて大好きなんだよね。

 


「上海DOLL」、続けてくるんだろうなと思ったらノンストップで始まったまさかの「Under the Cloud」。これはこれで新鮮で、ぶち上がったままの雰囲気で良かった。だだだだだっ!付きでそれもまた良くて。

 


で、この後に「上海DOLL」。どこかのライブでもこの流れやったことあるのかな?トゥ!からのアンダーからの上海は、トゥ!からの上海が1番!って思ってたけど、しっくりきて良かった。今書いてて思ったんだけど、曲名省略したら何が何だか伝わる気がしないんだけど、お願い、伝わって?(笑)今日はより上海DOLLがしっかり聴けたというか。色んな順番で聞く面白さもまた見つけられて嬉しかった。

 


優盛さんの「気持ちいいっすね」という言葉が前置きにあり、始まった「僕らのオレンジ」。曲名と同じオレンジの照明が暖かい。外はまだ暑いはずなのに、なんだか涼しい夕方の景色が思い浮かぶ。一音一音に、浸るように演奏する3人の姿が忘れられない。アップテンポな曲が多い分、ゆったりとした曲は時間が良い意味で止まったようで、贅沢だなと感じる。渋すぎるのよ、この曲。最高。そのまま「無限のチケット」

 


そして「IN FIGHT」。Aメロの優盛さんの歌い方よ。色気しかなくて翻弄された、簡単に。下ネタ言ってる人と同じには見えない。まじで。で、そのまま爆発的に始まった「無口なカモメ」。この曲もかっこいいし渋いし、うまく生きてみたいって、そうなのよと思わされて、拳が自然と上がってしまう。

 


その後「LULU」が来て、やばい曲たちが来るぞと思ったらもう彼らは止まることなく音を鳴らし続けていて。「うるせえ」「ピアシング」が3回。気分はもう最高潮。各々叫んだり飛んだり、革命なんてうるせー!!!!という優盛さんの力強い声などが、日々の鬱憤全て潰してくれるようだった。この辺の曲って、勝手にだけど、彼らと私たちお客さんの距離が曲によってギュッと縮まる感覚になるんだよね。本当に勝手にだけど。なんかもうギュッて縮まって爆発する感じ。語彙力なくてごめんなさい、伝わりますか?(笑)てか同じこと思う人絶対いると思うんだけど(笑)

 


そして優盛さんの小さいハミングが聞こえて、落ち着いたのと同時に始まった「幻影列車」。札幌、名古屋、大阪でしかやっていないらしく、全部ツアー中コンプリートで目撃できている私は奇跡の体験をしているのかもしれない。だからこそ発光が聞きたかったっていうのもあるけれど、生きてたらそのうち聞けるはず。

 


そしてシンタロウさんのドラムが明るく響いて始まった「星とメロディ」。3人で歌う姿がたまらなく好き。この明るさを保ったまま「いつか照らしてくれるだろう」。この曲、音源だけ聞いていた時より遥かにライブのおかげで好きになっている。1番サビ終わりの「泥だらけでピースマーク」の歌詞の部分、何も打ち合わせしていないのに隣の友達と彼らに向かって思いっきりダブルピースして、その瞬間シンクロしてるのに笑っちゃったし、シンタロウくんも笑ってて、これは絶対に絶対に彼の目に入ったはず!と思って素直に嬉しかった。違うかもしれないけど、「絶対今目あった!」っていうツイート、よくあるじゃない?それと同じ類だから許してください。いつか前から後ろまでみんながピースマークで溢れるの見たいな。

 


ふわふわな気持ちになっていたのに、それを強制終了させるかのように優盛さんの叫んだ「ミッドナイトラジオー!」で、もう頭抱えた。また夢見させてくれるのか、と。曲名言った瞬間みんなの反応が良かったのか、優盛さんすごくにっこにこだった。もう可愛くてその姿が。今日ものすごく優盛さん笑ってた印象。

 


レア曲やったのにも関わらず「スピード」をぶつけてくる彼ら。もう追いつけない。捕まえられない。シンタロウさんのワンツースリー!でぶっ飛ぶ。そしてシンタロウさんの爆音ドラムから始まる「トラッシュ」。楽しすぎる。がばがばへい!早く言えるようになりたい。平成マジックロックンロールもシンタロウさん言ってたよね?言ってたよ、ね?

 


優盛さんの「ボーカル!ナガマツシンタロウ!」が来て、「世界中」。「もう終わってしまう!」っていうのと、「なんだ相変わらずかっこいいな!」っていう感情がぐちゃぐちゃ。優盛さんが手挙げて煽ってくれたのも優しいなって思ったし、もう終わるな、終わるな、終わるな、ってずっと考えていた。

 


「彼女をまってた」。このツアーにおいて、さよならをお知らせする曲。一生懸命、全身に彼らの音楽を染み渡らせて、忘れないようにと目の前の音楽に必死にくらついていた。

 


本篇は終了。セトリが良すぎて放心状態。毎回最高を更新してくれる彼らが好きすぎる。

 


観客の拍手の音に応えて出てきてくれてアンコール。まずは「最終兵器GIRL」。最近この曲アンコールで聴けて実はとても嬉しい。その後に、もう聴けないと思っていた「ふたりでこのまま」。聞いたの2年ぶりとか。もう嘘かと思った。泣きそうになった。ずっと聞きたくて、もうメリールーより聞きたかったの。シンタロウさんのドラムが聞こえて瞬間、信じられなくて何が始まったのかよくわからなかった。幸せだったな。そしてスイートリトルシスターかなと思っていたら、ここでもまさかの「俺のロックンロール」。裏切られた。「幸せ」や「最高」といった言葉で表したくないくらいの気持ちだった。

 


そして去り際のシンタロウさんのピース姿がかっこよかった、忘れられないのです。

 


全部が終了し、アナウンスが流れても、何だか現実にいる気分にはなれなくて、体はそこにあるのに、心はどこかへ飛んでいるような感じで。

 


帰りに友達と別れてホテルに着きTwitterを開いたらまさかの新ツアー解禁していて。なんと、札幌も入っていて、一年に2回も来てくれることなんか今まであんまりなかったからすごく嬉しくて。色々もう頭も気持ちも追いつけなくて情報が理解できなかった。SIXLOUNGEって本当にすぐツアー回ってくれるから、たくさん会いに行ける機会があって嬉しいし、優しいなと思う。胸張って好きだと言える世界一かっこいいバンドです。

 


シンタロウさんの服装は天使のスーツケースのMVの時と同じ花柄シャツで、多分2年前のぴあフェスぶりに見た。あれ本当に似合いすぎてかっこいい。まあ何着ても坊主でもかっこいいんですけど。シンタロウさんしかほぼいつも見てないから他の2人のことはよくわからなくていつも書けない。申し訳なく思っている。本当にごめんなさい!

 


アルバムツアー終わりのツアーって何の曲やるかあんまり想像できなくてワクワクしちゃう。新旧織り交ぜたセトリなんだろうな。今までミッドナイトや10号線、東京紙風船などに骨抜きにされたけど、期待してもいいってことだよね?こんなにファンをずっとワクワクさせてくれるバンドなかなかいないよ。もう今回のライブでひょっとしたら最後かなって思ってたから嬉しい。ど平日が多いから遠征はちょっと厳しそうだけど、まあ私のことだからわからない。

 

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飽き性な私がこんなに好きで、こんなに全国各地飛び回ってるのもおかしな話なんですけど、それくらい彼らが魅力のあるバンドだって証明できている気がするから良いよね?(笑)

 

 

 

私は私の中でルールを決めて全国こうやって遠征してるけど、近場のライブハウスでさえ自粛している人がいることも知っているから、こうやって発信することに正直躊躇いがある。自粛している人たちのことを、偉いとか言えた立場じゃないし、言えないんだけど、それが1番結局は正しいし、ロックバンドも正解だって言っているから、あまり抱え込まないでください。いつか一緒に同じ音楽を聴いて笑い合えたら幸せです。

 

 

 

次会えるのは11月。正直3ヶ月でコロナなんか収まる気もしないけど、私も感染予防頑張るから札幌で元気に会いたい!

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殴り書きを最後まで読んでくれてありがとうございました。SIXLOUNGEが好きな人も、本当にまじでだいすきだ!

今夏はこの思い出だけがあればいい

今年の夏、『SIXLOUNGEの地元、大分県でライブを見る』という夢が、やっと叶った。やっと。

ライブが終わった今、ようやく大分県で彼らを見た事実を実感しているような気がする。好きになって約3年。その思いが実ったことが、とても嬉しい。

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今回大分で見たライブはエバヤンとの対バン。私は『大分で彼らを見る時は絶対にワンマンが良い』と思っていた。そこだけは譲れないとずっと思っていたが、長期休みもなかなか取れないので思い切って行くことにした。

 

結論から言うと、行って後悔したことなんて一つもなくて。今回遠征を決意した自分を褒めてあげたい。

 

その日のライブは、台風が過ぎ去った後で、気温も高く、天気が良く、海に面しているビッツホールの景色は色鮮やかで綺麗だった。海沿いの道には、ライブには行かないであろう犬の散歩をしている人や、シャボン玉をしているこどもたち、ベンチで休んでいる老夫婦など、たくさんの人がいて、私はずっと来たかった特別な場所だけど、地元の人には日常の中に、当たり前のように存在している場所なのだと思い、なんだか不思議な感覚に陥った。私にとってはライブハウスまで行く道も、景色も、空気も、においも全部噛み締めたくて忘れたくないのにと羨んだりしながら、自分の記憶にしっかり残るよう、一歩一歩重さを感じて歩いていた。

 

早速本編について話していきたい。

 

今回整番は早くて、2列目で彼らを見ることができた。私はシンタロウくんのドラムが好きなので、いつも真ん中を狙って行く。ビッツホールはステージが高くて、とても見やすい構成になっていた。ライブがもっと楽しみになった。札幌だと私はほとんど1人で見ることが多いけど、今回のライブは周りにたくさん友達がいてすごく楽しかった。ライブ前に、一曲目は何かを予想したり、ステージが近くて耐えられなくて、見るこっちが緊張してくることだったり、りっくんの金髪のことだったり、彼らの話を聞くことでもっと早くライブで会いたい!という気持ちが熱を持って高まっていた。始まる前もこんなに幸せで良いのかと思った。

 

順番は最初がエバヤン。私は数曲しか知らなかったが、観客の煽りが上手で、しっかり気持ちを持っていかれた。隣の男の子もエバヤンと同じくらいの熱量で拳を上げていて、ロックバンドは正義だと思った。

 

そして後半ラウンジ。やっと見れるという思いが先攻し、なんだか苦しくなってくる。いつものようにSEが流れ彼らが入場する。ゆもさんが、「大分からSIX LOUNGEです」と一言話してから曲に入るのが一般的だと思っていたが、今回は違った。3人が目を合わせて、音楽が始まる。音を聞いた瞬間、「ラブポップ」ってすぐわかった。前奏があるラブポップ、新鮮で、かっこよくて、自然と拳も上がるし笑顔になる。2ヶ月ぶりに私は彼らを見て、やっぱり好きだなって思わされて。

 

次に突然始まるりっくんのベース。その後からわかる「東京紙風船」。この曲大好きだったけどなかなか聞けなくて。多分1年ぶりくらいに聴いた。歌詞もメロも好き。エバヤンがこの曲を好きだから今回セトリに入れたらしい。エバヤンに感謝の気持ちでいっぱい。この曲が来ることを予想しなかったので、りっくんのベース聞こえた瞬間、隣の友達とやばい!って手合わせてた。嬉しかったなあ。

 

そしてライブではもはや定番と言っても過言ではない「DO DO〜」。ノれて踊れて、生きてみたいって思わせてくれて。最高に好き。そしてそのまま「愛の荒野」。最高の流れ。拳下ろすタイミングわかんないくらい楽しかった。ゆもさんのギターがめちゃくちゃ好き。

 

この時点で最高なのに、それを簡単に超えてくるようにゆもさんが叫んだ「ミッドナイトラジオーーーーー!」で友達と顔合わせて驚いた。私多分この曲ライブで聞いたの初めてで。九州ライブは、昔の曲をサラッと入れてくるイメージだったんだけど、この日も普通にmidnight radio入れてきてバグかと思った。私はもう今日のセトリに気持ちが追いつかないって確信した。私に夢を見せてくれる3人が、いつだって私のヒーローだよって思いながら拳あげてた。

 

そして、シンタロウくんのドラムが響き、始まる「トゥ!トゥ!トゥ!」。3ツアーが終わっても、ライブでやり続けてほしいぶち上がれる曲。3人のハモリもゆもさんの伸びる歌声もたまらない。追い討ちかけるように掻き鳴らされる楽器の音も、全部全部好きで。そしてアルバムの曲順通りに「上海doll」。この曲こそもう聞けないと思っていた、大好きな曲。東京紙風船や、midnight radioも昔の曲だから聞けて嬉しかったけど、私は上海dollがまた聞けたことが1番嬉しかったかもしれない。

 

最高潮に盛り上がった会場が、曲が終わるとともに少し落ち着き、ゆもさんが息を吸う音もしっかり聞こえて始まった「くだらない」。愛に飢えたらの、「あ」から引き込まれる。オレンジの光が眩しい。YouTubeや、配信ライブで見ていたビッツホールの景色とリンクして、私本当にビッツホールで彼らを見ているんだと、ここにきて実感したのを覚えている。この曲も初めて聞いた。

 

そして、「昔の曲もやります」から始まった「10号線」。彼らの地元大分で聴ける10号線って、なんて贅沢なんだろうと思った。今まで最高に盛り上げてくれた空気感も、熱はそのまま、だけど柔らかく、優しくなり、観客一人一人の愛しい時間になっていったように感じた。そして最後に「僕を撃て」。ラストにこの曲の流れが好き。「じゃあね バイバイ」の後の、シンタロウくんの重く響き渡るドラムの音。この一音に撃たれる。痛い。痛かった。

 

アンコールは「素晴らしき世界」のカバーと、「俺のロックンロール」。エバヤンも出てきて盛り上がって楽しかった。

 

ライブが終わった後は放心状態。体感時間は3分くらいだった。みんなでセトリやばいって騒ぎ倒して。友達の顔見るだけで、私も勝手に嬉しくて。好きが共通してる空間が愛おしかった。

 

このご時世に北海道から九州なんて、反感買うに決まってるけど、私には不要不急じゃなくて必要不可欠なの。音楽がないと、って大袈裟だけど、そのくらい大切で大事で。行ったことを正解にしてくれた2バンドに感謝。

 

ライブ終わり、みゆきさんに初めましてできて幸せでした。優しく話す声に安心して、思わず「シンタロウくんを生んでくれてありがとうございます〜〜」って言ってしまって恥ずかしくなった。でも「好きになってくれてありがとうね」って言ってくれてもうシンタロウくんも大好きだけど、みゆきさんも大好きになっちゃった。永松家のDNAください。

 

九州遠征で、友達もたくさん増えた。大分を1日案内してくれた友達のおかげで、大分がもっと好きになった。

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北海道と九州は、やっぱり離れていて頻繁には行けないけど、年に1回、2回は行きたい。人が優しくて食べ物も美味しくて、何より大好きな彼らが生まれ育った街。

 

今年の夏は「狼煙」だけあればいい。もうそれ以外何も求めない。忘れられない夏を、ありがとう。改めて大好きになったよ、SIX LOUNGE!

 

ビスマンまでも、愛してる

前橋ワンマンからちょうど一週間。私は今日、福岡にいる。私は北海道に住んでいるはずで、前橋の前の週も実家に帰省しており、3週連続土日は自分の家で過ごしてないという、ライブに全力で生きている女である。f:id:maayan1108:20210808184957j:image

 

 

 

今回Ivyの福岡は、私が愛してやまないバンド、SIXLOUNGEがお盆期間にライブをスリーデイズ行うと言うことを知り、休みも重なってることもあっていくしかない!と決めた予定のついでであった。

 

「ついでに行くか」のマインドで行ってしまって申し訳ないと思うくらい、めちゃくちゃ良いライブだった。バンド本人や、他のお客さんがどう思ったかはわからないけど、私は前橋と同じくらい楽しかった。

 

まず、整番がかなり遅いにもかかわらず、ライブハウスが小さくて横に長いおかげで、なんと前から4列目で見ることができた。しかも寺口さんの真前が一つだけ空いていた。迷わずそこへイン。もう既にここで来てよかったと思えた。

 

整列してたら、大島さんが歩いてライブハウスに入る姿を友達と目撃。いやしれっと入っていくじゃんとビックリした。あんな普通に歩くんだ大島さんって。大島さんも人間だった、私と同じ人間だった。

 

一発目は「Twilight」だった。久々に聴いた気がした。アンコールは「革命」を先にやり、寺口さんが「楽しい!もう一曲やっちゃうか」みたいなこと言って始まった「Memento Mori」。前橋は、昼も夜もアンコールは一曲だけだったから嬉しかった。この二曲、てっきり本編でやると思ってたので聞けてよかった。

 

私は記憶力がゴミなので、再生するのアルバムの曲以外にやったのといえば青写真、E.G.B.A.、無常と日、error、trot、blue blue blue、傾き者しか思い出せないんですがあっているのでしょうか。足りなかったら読んでいる福岡参戦した方、こっそり教えてください。

 

というか、傾き者なんですよ、私の驚きは。まさかリリースツアーでやると思わなかったのですよ。ヒィッて声出そうになったわ。転調前のアカペラ寺口さんの声は透き通ってて、聞き惚れた。この曲、最強だと思う。やっぱり大好き。

 

番の歌い出し、寺口さん声裏返ってて可愛かったし、革命ドラム福ちゃんリズム間違ってたらしいし(私には全然わからなかった)、ああライブだなって思って幸せになった。寺口さん、傾き者歌った後、俺らの曲いいなあって言ってたあの笑顔が素直に素敵で嬉しくて、首取れるくらい頷いた。

 

今のIvy最高にかっこいいよ、ファイナル東京行きたい。コロナ終わったら友達連れてライブに来てねって言ってたから、数少ない私の友達連れてくことにする!!!!

 

光があるから見えてしまうもの

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この日をどれだけ待ち侘びていただろうか。

 

まだ袖の長い服を着ていた3月から季節が変わり、約5ヶ月という月日がすぎ、歩くだけで汗をじんわりかくくらいの夏に、ようやく大好きなIvy to Fraudulent Gameのライブに行くことができた。しかも彼らの地元、群馬で。

 

久しぶりすぎて実感が湧かなかった。飛行機に乗っている間、久々にIvyをずっと聞いていたけど、「ライブだ!」とワクワクしている気持ちより、「本当に彼らの音楽聞けるの?」という半ば疑いのような気持ちの方が大きかった。

 

今日は前橋ダイバーということで、初めてのライブハウス。暑いし、駅から割と歩くし、人は全く見当たらないし、意外と閑散としていて驚いた。足を踏み入れると、想像より小さいライブハウスで、ますます今日のライブが楽しみになった。

 

有難いことに、昼も夜もライブに行くことができた。昼の方が整番が早くて、夜は本当に後ろの方で、逆だったら良かったのになってちょっと思ったけど、行けるだけ良いの!と自分に言い聞かせていた。

 

早速本編について触れていきたいと思う。

 

最初の「error」、ここに持ってくるのかと裏切られたように、でも爽快に始まったのが印象的だった。弾き語り始まり、Ivyの雰囲気にグッと引き込まれた。のぶさんの声がダイバーいっぱいに広がっていく。ああ、こんな感じだったなあって懐かしくなった。「error」の熱を持ったまま、「Memento Mori」へ。何回も音源で聴いていたこの曲なのに、「これ程手立てのない日々に 触れて壊して触れて壊して やってきたんでしょ」という歌詞に激しく共感してしまった。わたしがここに来た意味って、毎日どこかやり場のない気持ちを音楽で吹き飛ばしたくて、大好きなバンドにパワーをもらいたくて、来てるんだなって思って。久しぶりにライブハウスで涙がポロポロと落ちた。自分の中でかなりIvyのライブに行けてなかったこともあって、心がじわじわと熱くなっていくのが自分でもわかった。

 

そうして、曲調が明るいのに気持ちはなんだか感傷的で、感情がよくわからないまま、のぶさんが「今日は昔の曲もやります」と言い、何だろ、と思ってたら大好きな「反逆者」が爆音で始まった。私の気持ちをまるで置いていくように、どんどん曲が進んでいった。それがなんだか嬉しくて、マスクの下でニヤつきながら聞いていた。反逆者は、Ivyの中でも好きな方で、しかもライブで聞いたことがなかったから、噛み締めるように、目の前の音楽に食いつくように、聞いていた。そしてそのまま「青写真」「E.G.B.A.」へ。ダークな雰囲気が続き、わたしはこの辺の曲が好きだったから、気持ちはもう最高潮。むしろもう越えるくらいの域まで達していた。

 

そして「Unconditional」が流れ、ハンドマイクを持ったのぶさんの息を吸う音が聞こえて、始まった「番」。この独特の暗さを表現できるのはIvyならではだなと思って聞いていた。のぶさんの声って明るい曲より、「聞かせる」メインの曲の方が合っている気がする。心が救われる、浄化される感覚になる。大島さんのバイオリンみたいなあの奏法、初めて見て、ずっと見てしまっていた。迫力がすごかった。音を出す仕組みが知りたい。そして、のぶさんのギターと共に始まった「+」。リョウタロウさんと福ちゃんのハモリが綺麗だった。この曲も初めて聞いたので嬉しかった。ここでドラム繋ぎが入り、その雰囲気からして絶対に、わたしのこれまた上位に入る大好きな曲が来るって一瞬でわかった。「傾き者」。この曲は、不甲斐ない自分に、そこでへこたれるな、潰れるなって言ってもらえてるような気分になる。サビのメロも好き。

 

そしてMCを挟んで「革命」へ。一分一秒までも覚えていたいはずなのに、MC内容って本当に覚えられない。のぶさん間違ったこと言ってないし、ちゃんと響いてるんだけど、もう目の前の曲に必死すぎてそれどころじゃないのだ。「革命」がその後に始まった。メンバーみんな楽しそうだった。昼公演ではアンプの上に乗っかってサーフィンをしているような素振りを見せたのぶさんと大島さんが、子供みたいで可愛かった。そのせいでのぶさんのギターの音が出ないというハプニングも。

 

そしてその後始まった「ゴミ」。これが噂の「生ゴミ」かと。字面で見ると最悪。構成がお洒落で会場の空気がちょっと緩くなった感じも新鮮だった。のぶさんの歌のアレンジに翻弄された。高音が本当にうまい、無理が感じられない、スーッと馴染む感覚。歌のスペックが高い。夜公演ではゴミで大島さん、指つっちゃってた。2月に見た時も大島さん、指つってたなあ。のぶさんが言うには、大島さんはワンマンで指つったことが5回くらいあるらしい。

 

アルバムツアーに行けてなかったので「番」「ゴミ」も聞けて嬉しかったし、ドラム続きから始まった「檻の中から」も楽しかった。今までにないような疾走感、聞いてるこっちも前のめりになってしまうようなIvyの音に引っ張られる感覚。福岡の再生するのツアーに行く予定なので、また聞けるのが嬉しい。そして最後はやっぱりこれだよなと言わんばかりの「青二才」。のぶさんが曲の前にmcで話していた、「ステージに立つのは怖い」「楽しいと思うより苦しい経験の方が多い」と言ってたのが沸々と思い出されて。

 

あんなにかっこいいロックバンドも、苦しみながら戦ってるんだって知った。今年社会人になり、新しいことと日々直面し、苦しい、辛い、辞めたいと口に出し続けた私が、自分でも恥ずかしくなった。私なんてきっと、まだ戦ってすらいない。ひたすら逃げて、どうにか避けて、うまくその場をしのごうということしか頭になくて。苦しいなんて当たり前で、楽しいって思うには苦しい経験だって必要ということを、わかってなかった。つまらない日常にしてるのは自分だった。のぶさんのmcは、毎度気付かされることが多い。大丈夫の一言に、重みがきちんとある。感じる。彼自身も沢山努力してるからこそだと思う。間近で見ているわけでもないし、知ったのもまだ1年ちょっとだけど、snsやライブを通して知る彼は、間違いなく自分と向き合っている。その言葉に確信を持たせるように、さらに色をつけてくれるのがIvy4人で紡ぐ音楽。なんて最高なバンドなんだろう。

 


そしてアンコールは「劣等」。Ivyのライブは今日で4回目、今までで1番楽しい「劣等」だった。夜の部、のぶさん楽しすぎると言って、歌ってなかった。その笑顔がもう輝いてて眩しかったし、こっちも当たり前に楽しくて、幸せな空間で、終わらなければいいのにと願いながら一音一音、忘れないように聞いた。

 

ライブが終わった後、昼の部は特に、余韻でしばらく動けなかった。ライブの間は、体感時間が5分くらいだった。コロナ禍のライブでこんなに楽しいと思ったのは久々な気がした。生きるパワーをもらった。真っ当に生きようと、考えることも大事だけど、今は目の前のことに、自分の持っているものをフルに使いながら、まずはぶつかること、自分が正しいと思うことは貫くこと、中途半端に逃げないこと。そんなことが大事なんだと考えさせられた。

 

 

 

今回は、遠征して本当に良かったと思った。確実にライブの雰囲気が良くなっていることがわかった。10月のワンマンで見た時より、彼らも、お客さんも楽しそうだった。反逆者と傾き者を聞けたことが、何より嬉しかった。Utopiaが入っていたらなお嬉しかったが、次回に期待する。

 


こんな猛暑の中、1日2公演やってくれる彼らの優しさもあり、とても満足な遠征になった。次回は福岡、また特別な日になるだろう。好きを更新し続けてくれてありがとう。愛してやまないものを、ただ愛し続けてゆきたいと思えた7月の終わりになった。

 

 

 

 

 

 

湿気った夜には、素晴らしいロックンロールを。

みなさんこんにちは。

 

わたくし、今回もやりました。

 

「名古屋行きたい〜〜😭しぬほどいきたい」ってほざいてて、気づいたらちゃっかり自分で自分の願望、今回も叶えてました。

 

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誰かに私、言われた気がします。

 

「迷ってるけど最終的に絶対行ってるよね笑」と。

 

間違い無いです。迷っているくせに迷ってないんですよね。「彼氏と別れようか迷ってるんだよね」って相談してくる女は、大体自分の中で答えが決まってるものです。それと同じです。

 

約3年ぶりの名古屋。初めてのライブハウス。ワクワクせずにはいられませんでした。あと、久しぶりの遠征ってこともあって。コロナウイルスのおかげで、思うように行動はできませんでしたが、いつもと違う、非日常感を久々に味わい、懐かしさを感じました。

 

 

早速今回もライブの感想を、書いていこうと思います。初めて読む方にも、いつも読んでくれている方にも、感謝の気持ちを込めて。今日もヲタク度全開⭐︎フルパワー⤴︎で書きます。押忍。

 

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ダイヤモンドホールは想像より広かった。SIXLOUNGEの黒幕があんなに大きいのは、初めて見た気がする。キャパが狭いライブハウスでライブをする彼らしかほとんど見たことがなかったから、大きい場所で見ることに対してもワクワクしていた。

 

SEが流れ、彼らがステージに姿を現す。シンタロウくん、髪の毛のセットがキマりすぎてて「?!?!?!」と早速心臓ど真ん中が痛かった。揺れるピアス、首にはチェーン、黒のつなぎ。似合いすぎていてかっこよかった。ゆもさんのライダースはもう6月で暑いし、熱中症にならないか心配だった。体調だけは気をつけてほしい、大好きな歌を歌い続けるために。りっくんもつなぎのような服を着ていた。最近多い気がする。シンタロウくんとりっくんが兄弟みたいで勝手に癒されている(笑)

 

※セトリはTwitterで見つけたものを参考にしています。曲名が長いものは省略しています。

 

伸び伸びとした歌声からはじまった「カナリア」。「3」というアルバムを堂々とリードしてくれている曲。りっくんのベース、シンタロウくんのドラムが順番に重なり、3人の音が合わさった瞬間、SIX LOUNGEが私の目の前のステージにいることを実感させてくれる。

 

その次は札幌と同じように「DODO〜」かと思ったが、まさかの「ナイトタイマー」。爆音で鳴らされる音が気持ちよかった。ラストにかけての優盛さんのアレンジがたまらない。そして音源よりも勢いが感じられる歌声は、ライブならではだと思う。

 

どのタイミングで言っていたのかは忘れてしまったのだが、優盛さんが「名古屋久々に来たので色んな曲をやって帰ろうと思います」って言っていたので「これは札幌と同じように、バルブの曲も聞けるな」と思って期待が高まった。

 

そして「★」。大好きな曲なのでここで聴けたのも嬉しかった。「ベイベー」を切なそうに歌う優盛さんに胸が締め付けられる。歌の表現の幅が広過ぎる、天才。その後「Lonely〜」。シンタロウくんのドラムで、この曲だとすぐに判断できる。シンタロウくん、優盛さん、りっくん、の順番でスポットライトが当たり引き込まれるように見てしまった。演出がかっこよかった。3人の音はそれぞれ独立していて、まっすぐ聞こえて来るのに、パズルのピースを埋めるように、過不足なく組み合わさって一つに聞こえるのが不思議である。そして最近ライブで聴いていなかったので、やってくれて嬉しかった。「くそったれ」っていうワードをあんなにかっこよく言えるのは本当に、山口優盛だけだと思うのね。「カモン」が終わりに向かってヒートアップしていく歌い方も、テンションが上がるのですごく好き。

 

そのまま間髪入れずに始まった「切り裂く風」。この曲の冒頭、シンタロウくんのドラムは、バルブツアーで最初に見た時「何だこのかっこよさは????」とちゃっかりやられてしまっていたので、久々に見れて嬉しかった。

 

そして、割と毎回出席率のいい「DODO〜」が始まった。楽しいし、歌詞が刺さるから好き。ずっと拳を上げてしまうような力がもらえる曲、シンタロウくんの口元は必ず歌詞を言っているので好きなんだろうなって思う曲。

 

「もっと踊ろうぜ〜!!」から始まった「トゥ!トゥ!トゥ!」。この曲ほんっっっっとに好きすぎる。渋いし、音もノリノリになれるから好きだし、何より3人で歌うサビ。楽しそうに歌ってるからもっと惹かれてしまうし。サビの「トゥットゥットゥルットゥー」、優盛さんが歌ってないとこが何回か合って、2人だけでのハモリも好きだった。りっくんやシンタロウくんが歌ったり、ハモったりするシーンが最近多いように思う。そのおかげで色んな音が聞こえて雰囲気が変わったり、組み合わせが新鮮だったりして、3人の音楽が進化していっているように感じて、ワクワクする。もっと3人の奏でるハーモニーを聴いてみたい。そして今回もどんどん音が高くなる「ガキのままなのさ」にやられまくった。最初の音は音源よりももっと低くて、そこからどんどん高くなって。心臓がギュンって持ってかれるようなあの感覚、たまらないし本当に好き。たまらなすぎて拳下げられないしジャンプしちゃうし。「トゥ!トゥ!トゥ!」は定番曲に本当にしてほしい。お願いします。

 

そしてアルバム曲順に「上海DOLL」。この曲がこのアルバムの中で1番好きで、もう1回どうしても聴きたくて、名古屋に来たようなもん。3人が「トゥ!」終わり、それぞれ最後の音を鳴らし下を向いたところから「上海DOLL」の音が聞こえる。「待ってました!!!」と思わず持っていたタオルを強く握りしめてしまう。そのくらい、音も、歌詞も、3人が優しそうに演奏する姿も、全部が愛おしいのだ。優盛さんが「アイラヴユー」って言ってくれる世界線どこ?あ、もうこの方既婚者だったね、、、、、、、、、。

 

そしてオレンジ色の照明と共に始まった「僕らのオレンジ」。遅いテンポのおかげか、この曲の時だけ、彼らの音を他の曲より贅沢に感じることができている気がする。一つ一つの音が丁寧に耳に入ってくるように思う。

 

そしてシンタロウくんドラムから始まった「星とメロディ」。今回のツアー、各地でやっているのがとても新鮮。この曲もラスト3人で歌うところがあって、一体感がすごく好き。

 

優盛さんが「踊り足りないんじゃないんですかーー?」から始まった「IN FIGHT」。イントロの音が鳴った瞬間、観客がそれぞれ音に合わせて体を揺らしているのが印象的だった。ギュウギュウライブハウスで見たら絶対に楽しいんだろうなと期待してしまう、今はできないからこれからが楽しみ。この曲は間奏部分が痺れるくらいにかっこよくて大好きだし、「ロックを鳴らせ」って吠えるように歌う優盛さんの姿が好き。曲終わりのりっくんのベースも。

 

フロアの熱気がどんどん上がっている中、始まった「23歳」。23歳になる年に、また聞くことができて嬉しかった。シンタロウくんが23歳の時に考えたこと、感じたこと、思ったことを言葉にして綴られていると思うから、たくさん聞いて私も23歳を迎えられるようになりたいなと、ライブ中に何故か冷静に考えていた。もっと集中しろ、私。

 

 

そしてまたまたシンタロウくんのドラムから始まった「無口なカモメ」。Aメロ、Bメロとサビが全く違うような音の繋がりが特徴的、音がかっこいいのに歌詞はどこか悲しくて寂しい。バランス感が取れている曲だと思う。そして急き込むように始まった「うるせえ」。「ああ連続でやばい曲たちが来るな」と予想できる。やばいと思ってるうちに始まった「ピアシング」。2回目はシンタロウくんのドラムソロから始まった。3人は最高にカッコよくて、最高にイカれてて、それぞれが必死にかき鳴らす音に、ものすごくパワーを感じる。

 

そして発光か、幻影列車かなって思っていたら「幻影列車」が始まった。まだ暑すぎないこの気温によく似合う曲だと思う。まっすぐ透き通る優盛さんの歌声が、柔らかくて綺麗だった。そしてギターの音から始まった「無限のチケット」。2番に入る前のシンタロウくんのドラムは私の中での見逃せないポイントの中のひとつ。

 

そして続けて「いつか照らしてくれるだろう」。ここでもシンタロウくんの「イェイイェイイェイ」を聞くというポイントがある。この曲は割と浸って聞くタイプだと思っていた。しかし、優盛さんがなんと言っていたのかは忘れてしまったが、観客を煽っていたので、この曲はノっていいんだということがわかった。楽しみ方は人それぞれなので、自由でいいと思うけど、私はその煽りのおかげで拳を突き上げて飛び跳ねて、全身でこの曲を楽しめたのでよかったと思う、優盛さんありがとう。そこからセトリは「LULU」「スピード」「トラッシュ」と続くので、「いつか照らしてくれるだろう」は、どっちかというとこれらのような明るいアップテンポな曲を盛り上げるための、繋ぎのような役割がある曲なのかもしれないと思った。「スピード」も3人の声が聞こえるので好き。「トラッシュ」も同じである。「トラッシュ」は終わりに向かってシンタロウくんの声が音源とは違って低く、太く聞こえるところが、強く耳に届く感じがたまらなく好き。

 

そしてそのまま優盛さんにシンタロウくんが紹介されて「世界中〜」。札幌に比べて観客がノリノリで驚いた。この曲、ツアーが終わったら聞けなくなりそうで怖い。シンタロウくん推しのわたしは果てしなく困ってしまうので続ける方向性でお願いします、SIXLOUNGE関係者各位様。

 

そしてラスト、「彼女をまってた」。この曲で終わることは知っていたから聞きたいけど来るな来るなと思っていた。でも始まったら優盛さんの優しい甘い声が心地よくて、いくらでも聞いていたいと思ってしまう。

 


本編が終了。

アンコールの拍手に応えて彼らが出てきてくれた。最初は「最終兵器GIRL」。優盛さんの、「最終」の「さ」の言い方が、個人的に息のスピードが速く、爆発的に歌い始めていて、とても魅力を感じる。聞いていて楽しいし、ぶち上がれる。

 


その次は「Under〜」。本編でやらなかったので聞けないのかと残念に思っていたら優盛さんが「アンダーーァァァ、ザ クラーーーーウド!」と叫んで爆音で始まった。この曲でシンタロウくんがめちゃくちゃ楽しそうに叫んでいてその姿に簡単にまたやられてしまった。そして幻だと思っていた「ヘイ!ホー!レッツゴー!」のコールアンドレスポンスが始まり、まさかと驚いたが嬉しかった。DVDの中でしか見たことがなく、昔しかやっていないと思っていたので自分が体験できたことが奇跡だと思った。楽しかったし、メンバーも盛り上がっていて、その姿を見ているだけでも楽しくて。声を出せないことだけが苦しくて。でも、声が出せなくても歌えなくても、それでも好きなアーティストと周りのファンと、ひとつになれた実感があって、音楽が人と人を結びつける力を持っていることに、改めて気付かされたように思う。今日1番楽しかった。だだだだ!つきだったし、本当に優盛さんも楽しそうだった。

 


そしてラストに「SWEET〜」。この曲でSIXLOUNGEと笑顔でバイバイするのが好きだ。またすぐに会える気がして。楽しい気持ちで終わらせてくれる彼らの優しさを感じる。

 


今回「カナリア」で始まり「SWEET〜」で終わり、途中にも「切り裂く風」があったので「イワオリク好きにはたまらないライブ」だったのではないだろうか。そしてりっくんの作曲はキャッチーだから、もっとたくさん聞いてみたい。りっくんと優盛さんの共作もやってみてほしい。色んな化学反応を期待している。期待をしてもいいバンドだと思っているので。

 


今回で私の中での3ツアーは終わり。次の予定がないのは寂しいけれど、きっとまたすぐに会える気がする。それまでは頑張って生きていくつもり!

 


また、今回のツアーでの優盛さんはワンマンのことを「ワンワン」って言っちゃって可愛いし、「3代目選ばないで俺たち選んで間違いない」とか言っちゃうし、なかなか面白かった。(上から目線みたいでごめんなさい)

 

 

 

3人の作る音楽がやっぱり大好きで、大好きなうちには行ける限り沢山会いに行きたいと思った。飽きるまでは好きでい続けたい。

 

 

 

 


おまけ

今回、名古屋遠征に踏み切れたのは同時期に開催されていた写真展のおかげである。もうあの空間は天国だった。流れる音楽はSIXLOUNGE、SIXLOUNGEの写真に囲まれている空間。住みたいと本気で思った。クラブロックンロール自体もオシャレで、いつかここでSIXLOUNGEを見たいと思った。隠れんぼシリーズが全然見つけられなくて楽しかった。時系列に並んでいる彼らの写真を見て、「ああこの時から好きだったらな、10代の彼らに出会いたかったな」と思うことはあるけれど、世界中にたくさんアーティストがいる中で、出会えただけで奇跡なのである。SIXLOUNGEが作る好きな音楽が好きと、自分も思えるだけで嬉しいのである。このふたつの気持ちだけはずっと忘れないで大切にしていきたい。夏目さんの写真を見て、どんどん大人になっていく彼らの顔立ちを見て、これからどんな風に成長していくのかが楽しみになった。ライブでは見せないようなオフショットが沢山あって本当に宝庫かと思った。夏目さんにしか撮ることのできない表情もあるだろうし。開催に踏み切ってくれて本当に感謝します。

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ライブも写真展も楽しくて幸せで、充実した遠征でした。(ライブ後ドタバタしてて夏目さんにしっかり挨拶できなかったのが後悔してます、どこかの会場であったらまたお話しさせてほしいな〜〜)