音楽に関する話をしよう

自由に書いてます、音楽が好きです。

椎木ガールズが、なぜ生まれるのか理解できた話をしたい

こんにちは🌞

こないだMy Hair is Bad

サバイブホームランツアーに参加してきました

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はっきり言って私はライブ会場で見た、ミニスカート、ヒール、厚底の靴、三つ編みにリボン、髪巻いて縛っていない、いわゆる「椎木ガールズ」に驚いていた。もちろん、前で見るのではなく、後ろで大人見しているのには、迷惑をかけずに済むのでいいと思うが、前列の方にいたらと考えると、他の人に迷惑かけるだけでなく、ダイブしづらかったり、考えるだけで怖い。

 

でもライブが終わった今、

何となく私は彼女たちが頑張るその気持ちがわかるような気がしてきている。

その理由を今日は、椎木さん、マイヘアの魅力と共に伝えたい。

 

①目を見て歌う椎木さんの破壊力

椎木さんはとにかくめちゃめちゃ目を見て歌う。今まで色んなアーティストを見てきて、「目あった(気がする)!!!!ぎゃーーー!!!」って感じだったのに、椎木さんの場合、今回のライブの私は一曲目で3秒くらい目があって、「目合ってる!これは確実だ!!!え、近くで見たらこんなかっこいいの?目合う時間長いな??恥ずかしいすぎる!!!!!ぎゃーーーー!!!」となって「君が海」から椎木さんの目力、立ち振る舞い、オーラにやられた。てかセンター分けの髪型めっちゃ似合ってたよ、マッシュより好きだわ。目を見て歌うって難しいと思うの。でも、聞いている人に届けよう、届けに来たんだよって言われてるような気がして、かっこいいなって思った。

 

②マイヘアメンバーの気遣い

今回、曲が始まってから後ろからの圧が凄くて大変だった。想像超えた。下手したらこないだのフォーリミより凄かったよ(笑)その中で、最前列の男の子が押されすぎて、柵に倒れかかってる状態で縮こまって見てて。わたしも大丈夫かなって心配してたんだけど、バヤさんが演奏中にその人に手渡しでピック渡してて、もうめっちゃ優しいじゃんって思った。ライブ中盤も、その圧の凄さに気づいた椎木さん、「前の人辛そう、大丈夫?後ろに一歩ずつみんな下がろっか」って言ってたのまさにできる男。紳士かよって。一緒に行った私の友達は椎木さん目の前の最前で、みんなが後ろ下がってゆとりが出た後、ピースしてくれたらしい。それは惚れるよな〜〜〜!!!

 

 

③リアルすぎる歌詞

「俺についてこい!」とか「俺はお前が大好きだ!!!愛してるよ!!!」などの男らしさやアツさは皆無に近い。どちらかというと女の人がいつも中心にいて、男の人が立ててるって感じ。「僕はこんなに好きなのに」「僕はどうしたらよかった?」という女々しさ、「こうすればよかったんだよね?」「これをすれば喜ぶんだもんね?」というその女々しさから生まれる皮肉さ、 私はどちらもマイヘアの楽曲からは凄く感じる。

 

MCでは「女々しいという言葉が、いつか強くなれますように」「この先悪い意味で使われませんように」って椎木さん言ってたけど、女々しさを持つ言葉はマイヘアの楽曲の中ではもうすでに強くなってると思う。

でも、それは「マイヘア」「椎木知仁」から出ている言葉で許されるものであると思ってる。

逆に「未練タラタラで別れた彼女が忘れられない男」というワードからは椎木さんが思う「女々しい」と、近づくのは難しいんじゃないかって私は考えちゃうな。マイヘアだから許される所、絶対あるよ。

 

だから椎木さんの女々しさは悪くなくて、女々しさに息苦しくなっている、女々しさを理解できない男にも女にも分かるような手立ての一つであり、その人たちを救うような、受け入れて強くさせてあげられるような、椎木さんはヒーローであるように思える。

 

それは、アンパン○ンに例えると、バイキン○ンと戦うシーンではなく、お腹すいて困っている子供達に自分の顔をちぎって与えるような優しさのシーンが似合うような、伝わる??

 

だからマイヘアの歌詞はリアルで、可哀想で、たまに幸せそうで、曲に色々な魅力が詰まっているんだと思う。

 

 

ライブハウスで見たマイヘアは、フェスで見るより5億倍くらいかっこよかった。椎木ガールズが出来るのもわかる。

 

 

妙にリアルなあの男、どこまでも謎で魅力的だ。